仕事のクライアントにクレーマーがいる。
些細なことからクレームに繋がる。
自分本位で周りが見えず
周囲を攻撃することで
自己肯定感を保てているような他罰的な人。
そのクライアントとの間にトラブルがあり
チームが上司から聞き取りを受けた。
こちらにも落ち度はある。
しかしながら人が行う業務内容上
ミスがゼロなどということはあり得ない。
「そのクライアントとは
関われば関わるだけ損をする。
正直関わりたくない。」
上司にそう告げた。
仕事柄クライアントを選べる訳ではない。
サンドバッグにされることもある。
損得で動く仕事でもない。
しかしそんな人間は
相手にするだけ無駄であると思う。
長らく知っている人であるが
細かなクレームが次々と出てきて
信頼を勝ち得るようなことも
満足するようなこともない。
それであれば私はチームメンバーの
メンタル状態を大切に保ちたい。
人間、自分のメンタルが一番大切である。
長く働くためにも
おかしな人は相手にしたくも
関わりたくもない。
若い時は元々の性格や仕事柄
「ちゃんとやらなきゃ」
「どんな人とも上手かやらなきゃ」
と良い子でいようとする意識が強く
自己犠牲にしても解決しようとしていた。
元夫に対しても仕事でも
相手の問題を自分のことのように抱えて
上手くできないと自分を責めた。
人生経験と社会人経験を重ねて
「自分と家族が一番大切」
「変な人とは関わらない。
距離を置く。」
というスキルを身に付けた。
そもそも他人の問題は
その人自身が解決すべきであり
私には関係ない。
私は三人の子ども達の母であり
何よりも私自身の心身の健康が大切だ。
学校教育では
「みんなと仲良くしましょう」
と言われる。
我が子達は
「お世話係」にされるような
外ではしっかりした子である。
我が家では学校と反して
「まずは自分のことを優先してやりなさい。
あなたが嫌な気持ちになる子がいたら、
距離を置きなさい。
関わらないで放っておきなさい。」
と伝えている。
学校では教えてくれない
自分の身を守る術である。
クレーマーやマイノリティなど
声の大きな人が得をして
真面目に日々を生きている
普通の人が損をすのは馬鹿馬鹿しい。
一方でイジメの加害者になる
リスクも伝えている。
変な人をイジメることで
自分の人生を棒に振ることも
馬鹿馬鹿しい。
嫌な気持ちになる人とは
適度な距離を置いて
関わらないのが一番である。
関わると損をする人
人生で関わる必要の無い人が
世の中には一定数いる。
綺麗事は言っても
世の中の事実である。
誰も自分自身を守ってはくれない。
まずは何よりも自分と子ども達を大切にしたい。