アラフォーになり

友人達の中で

「みんなで目標に向けて頑張ろう」と

啓発とグループ活動を主催する人が出てきた。


私はこの年になって逆に

「頑張り過ぎない」

ことを意識していきたいと思い始めた。






学生時代から全ての事に対して

「自分は誰よりも出来ない」

という思い込みが酷く

(事実色々と不器用なのだが)

追い込まれて努力し

気がついたら

学年一位の成績を取るような性格だった。


仕事も子育ても家事も

がむしゃらにやってきた。






仕事は時短を取りながらも

着実に昇級している。


長女は6年生になり

代表委員を務めて

文武両道で友達も多く

側から見ればいわゆる

「よく出来た子」に育った。

(家庭では様々な問題がある上に

パーティーピーポーだが)


次女もマイペースだが

一学年先取り学習と

プールとピアノ

新体操、習字と

習い事や宿題を毎日こなし

毎日喜んで学校や学童に行く。


三女も元気に保育園に

通っている。






自分の子だからこそ

多くを求めてしまうが

そもそも親である自分を顧みると

十分すぎるくらい

よく育っている。


健康で

学校や友達が大好きで

虫歯が無く身体が柔らかい。

野菜もよく食べ

毎日同じ時間に起床し

本が好き。

充分過ぎる。


家事も10年以上続けると

何も考えなくてもできるようになった。


気がつけば自分の資産も

子どもの教育費も

新卒の頃からコツコツと貯めて

それぞれ1000万は超えている。


振り返ってみると

私は

責任感が強く

自分のことを省みず

真面目に何かをやり過ぎてしまう。

完璧主義で

自責の念か強い。





還暦を過ぎて

心を壊した母を見て

「頑張りすぎることの弊害」を学んだ。


母も不器用であるが

誰よりも努力をして過集中な性格。

四十の手習で始めた茶道でも

いつの間にか茶名を拝受するまでになっていた。






私もこのまま

何もかもを頑張りすぎて

抱えて完璧を求めると

心と身体を壊してしまうのではないか。

そちらの方が心配になってきた。


完璧主義の考えの私は

いつの日か私自身や

子どもを追い詰めてしまうのではないか。


自分自身の心と身体を大切にする。

出来ない自分も許して

まぁ良いじゃないと気持ちを切り替える。

私にはとてもとても難しいこと。


無理はしない

抱え過ぎない

周りに甘える

完璧を求めない

自分の心身のメンテナンスも大切にする。


これから先の

長い長い老後までの人生を考えた時に

それが今の私の目標である。