グラナダはドリンクを頼めばタパスが無料でついてくる♪♪今日はこんなに豪華でいいの??と思うくらいの美味しい老舗人気バルへ行ってきました☆

 グラナダ・レアレホ地区。昔ながらの雰囲気と料理を守り続ける老舗【Bar Los Altramusesバル・ロス・アルトラムセス】で楽しむおつまみ盛り合わせ&おばあちゃんの味。

 歴史ある旧ユダヤ人街レアレホ地区、古き良きグラナダを感じる老舗バルへ

 アルハンブラ宮殿を下ったところにあるレアレホ地区、元々は旧ユダヤ人街で世界遺産アルバイシン地区と並ぶ歴史があります。

 街も人も落ち着いたお洒落な雰囲気、古いホテルや老舗バルと今どきなカフェが混在する新旧の魅力にあふれています。市内中心部からは徒歩で少し離れていますが、地元の方にも住みたい街として人気なんですよ。

 

プリンシペ広場(カンポ・デル・プリンシペ)にあります。Altramuces(アルトラムセス)は昔ながらの植物の種のタパスの名前⇒ブログ

 

グラナダ焼の看板が可愛い♡

 

店内は昔ながらの雰囲気。木のカウンターは艶々。タイルが素敵ですね。

コロナ前は満席&立っているお客さんで満員電車状態だった店内、今は静かで寂しいですね。

 

アラブ風のランプシェードに闘牛のポスターがお洒落です。

 

 入口にはテラ・アルプハレーニャ(tela alpujarreña)というアルプハラ地方の布のカーテンがかかっていました。田舎のおばあちゃんの家みたい。

 グラナダ郊外の村やアルプハラ地方に行くと白い家並の玄関に布がかかっていて、夏はドアをあけ放って布だけかけているので風が通って涼しく過ごせるそうです。

 店内も素敵ですが、天気も良くてテラス席が空いていたので着席。

 まずはビール(セルベサCerveza)を注文。同時に酒飲みには嬉しいタパスの盛り合わせが登場♪(※今日は友人と二人で飲むのでタパスもすべて2人前です)

 

 オリーブに厚めの歯ごたえがあるポテトチップス、ツナとトマトのボカディージョ(サンドイッチ)に蟹爪フライ。しょっぱなからボリューミー。

オリーブが癖が少なくやわらかめ。スペインのオリーブは種類がたくさん。バルにより特徴があって面白いです。

トマトの酸味が聞いたミニボカディージョ。色々つまめる系タパスでスタートから好調です♪♪

 

周りは練り物っぽかったですが、中心はちゃんと蟹の身がありました♡

 

 速攻で食べ終わり、2杯目は白ワイン辛口(セコSeco)を注文。ルエダ(Rueda)が出てきました。フルーティでさわやかな酸味、スペインでもっとも飲まれている白です。

 

 ルエダはスペイン北部カスティージャ・イ・レオンにある白ワインの産地。バルでグラスワインを注文すると出てくる事が多いです。

 

 ワインと一緒にフリータパスで出てきたのは、トロトロに煮込まれた豚スペアリブのトマト煮込み&ポテトフライ。おばあちゃんが鍋にまとめて作ってくれるような家庭でも人気のメニューです♪♪

 

 おおきな肉の塊が何個もゴロゴロ。タパス=小皿料理と言われますが、もはや立派なメインディッシュですね。これが無料タパスで出てくるのですから、グラナダがタパス激戦区たる所以です。

 

旨味を全部吸収すべく下に大量に仕込んだカリふわポテトもシチューが染みてとっても美味しい。

 

 肉の味が溶けだしたシチューは濃厚でソースみたい。パンに付けてもたまりません!!夢中で完食。

 

 三杯目はカマレーロさんにお勧めされたグラナダのワイナリー,ムニャーナ(Muñana)の赤ワインにしました。

 最初はちょっと強いかも。。と思ったのですが、渋みがあって熟したベリーみたいな香りと酸味が広がって、後味は思いのほかすっきり。結局するすると飲んでしまいました。

 毎回三杯目で酔っぱらってしまいます。

 

フリータパスはブイヤベースのようなタラとエビのシチュー(Bacalao con Gamba)が出てきました ♪赤ワインと合わせて豪華です☆

 スペインに来たらタラ料理は欠かせませんね。友人のお母さんが煮込みやシチューによく砕いたアーモンドを入れているのですがこちらにも入っていました。歯ごたえとコクがあって、いかにもアーモンドの産地スペインらしい魚介シチューです。

 

 フォークで持ち上げるのも大変なくらいおおぶりなタラ。無料タパスでは申し訳なるくらい。感謝していただきます。

 ほろっとしたタラとプリプリのエビにすっきりして優しいスープ。外国料理に慣れていない高齢の方(例グっちゃんの父など)でも「染みる~」と美味しく食べられそうなお味で最高でした。

 

パンに染みこませて最後まで。魚介と野菜のうまみがたっぷり。

やっぱり盛りの良いフリータパスは嬉しい♪♪

 コチラのバルは大きなお皿の煮込み料理やタパスの盛り合わせなど、量が普通のバルの倍ほどあります。

 タパスと言えば、「ちょっとつまむ??」というイメージですが、これはもはや立派なディナー!!3杯注文&無料タパスで、かなりリッチな気分でスペインを満喫することができました☆☆☆ 

 

☆テラス席、テーブル席でもタパスが楽しめます☆

 フリータパスだけならカウンター席のみ、というバルが多い中、ここはテラスやテーブル席に座ってゆっくりタパスを楽しめます。現在はコロナの影響で観光客が少ないですが、普段、特に週末は混雑するのでオープン早々の時間に行くのがおすすめです。 ※本日現在の情報です。お店のルールは急に変更される場合もあるので何卒ご容赦ください。

 

 お会計は3杯&無料タパス3品、二人で17.4€でした♪(一杯のお値段は、ビール2.4€、白ワイン2.9€、赤ワイン3.4€)

 他のバルと値段設定も同じくらいでこのタパス、テラス席でゆっくり食事出来る事を考えるとありがたすぎる価格設定です。ワインを飲まない人はもう少しお会計が安くなります。

 

長く愛され続ける地元のバル。たくさんの記事も飾られていました。

写っているオーナーさんファミリー、この日は不在でしたが普段は忙しくカウンターでお仕事されています。

 中心部からはちょっと離れているけれど徒歩圏内。グラナダに来たらぜひ訪れたいバルです。

 GranadaHoyという地方新聞のグラナダで訪れるべきバル25にも紹介されていたこちらのバル、時代に流されない雰囲気と昔ながらの渋めなタパス、懐かしいおばあちゃんの味がするお料理が今となっては大変貴重なバルです。地元客に交じってタパスを楽しめば、古き良きスペインを感じることができますよ。(カラコレス=かたつむりのスパイス煮込みも美味しいので勇気のある方はぜひ注文してみてください♡) 

 

場所&詳細↓↓

 はじめてのスペイン。バル飲みはドキドキ、、という方やお一人様にも好評です☆☆

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