海外で日本語学習をしたいと思った場合、
日本人補習校に行くか、行かないかの二者択一になってしまうことが多いのです。
補習校に行けば、日本と同じような学校システム(挨拶、授業風景など)や、日本の文化・行事を体験することができることが、大きなポイントだと思います。
逆に、マイナス点は、土曜日に親子で早起きしてお昼過ぎまで時間を取られる、平日の学校プラス補習校の宿題に親子して追われる、あとは何と言っても日本人社会のしがらみや保護者間での問題に悩まされる厄介事もあり。
実は、自分が補習校で教えているのに、自分の子供は通わせていなかったので、
「なにかあるの?」「補習校に不満なんじゃない?」など憶測を生んだことでしょう。
海外のみならず、日本でもまず、学習したいなと思った場合、一番身近で安心なのは通信教育です。海外では、チャレンジやドラゼミなどが人気です。
我が家も6年間、お世話になったのですが、シールや景品などやる気を出してくれる工夫がされてあり、意外と楽しかったです。
日本文化に触れる大切な行事は、毎月、自宅で行っていました。
1月のお正月・おせち・書き初めに始まり、2月は豆まき、3月はひままつり、などなど。
お金をそれほどかけなくても、100円ショップのダイソーで買ったものや、アマゾンで購入したものを利用しました。最近はすごいですね、サンリオが売っている雛段や端午の節句などのカードは大きくてしっかりミニチュアで出来ていて、歌まで流れるので覚えられます。
少し日本語が覚えられても、補習校で受けるダメージの怖さを痛感しているので、自宅学習にしたわけです。
しかし、小学生も高学年になってくると、親の言うことを聞かなくなり、通信教育もほったらかしという悩みも聞きます。
はっきり言えば、他人が先生で、目の前で教えてくれる授業が必要になるのですね。
そのため、補習校に行かない、あるいは補習校では不足と感じている生徒さんに勉強を教えるようになりました。
最近では、オンライン授業という広告を目にします。
実際のところ、どうなのかな?と思ったりしますが、来年早々には、日本語教室を開講できたらと考えるようになりました。
日本では受験シーズンですね。
元教え子達が帰国した日本で、頑張っているようです。
お母さんからは受験の相談や、生徒たちからは作文添削の依頼を受けます。
合否の結果はもちろん重要ですが、目標に向かって努力する中で、大切なことを学んでほしいと元担任は思うのです。