ママが事務局スタッフの人に、「補習校の先生になってください」とお願いされて、
担任になってから、僕の生活は変わりました。
土曜日の補習校が終わると、ママはイライラしていたり、落ち込んでいたり。
なぜか午後には、事務局リーダーからクレームらしき電話がたびたびかかってきて、
ママは謝ったり泣いていたりもしていました。
その電話は、非常識にも、真夜中にかかってきたりもして迷惑でした。
ある日は、コーヒーショップに「話しがあるから、出てきて!」と、まるで不良にからまれた
ように電話で呼び出されることもありました。
ママが「どのようなご用件ですか」と聞いても答えず、「とにかく出てきて!」と。
お店に行くと、たくさんのお客さんがいる中、「補習校の規約」を読まされました。
「どうして呼び出されているのか、わからないのですが」というママに、リーダーは、
「事務局のスタッフの中に、あなたが生徒を差別しているという訴えがあったから」と
言いますが、ママは、まったく身に覚えがありません。
結局、誰が、何を言っているのかわからないまま、ただ怒られる日々が続きました。
時々、ママはごはんを作らなくなり、僕は自分でカップ麺を作って食べることを覚えました。
その後、いろいろあって、事務局のトップが変わることになりました。
どんなに探しても誰もいない責任者に、入学まもない外国人(アジア)が
就任しました。日本語は、上手ですが、細かな解釈になると不明です。
結局、ママは補習校を辞めたのですが、補習校側は「はっきりとクビにしたかった」
ようです。ある日、新リーダーから携帯に連絡が入りました。
「あなたとの今までのメールを残しています。私たちには、日本人会や日本企業が
ついていて第3者委員会を持っています。あなたのメールを見せて、この先生を
完全に辞めさせようとなりましたので、手紙を送ります」
ママは、ひどいショックを受けました。
補習校でボランティアで、必死で指導してきたけれど、「ありがとう」も言われず、
いじめられ、最後は何も知らない日本人社会にまでママの悪口を吹き込んだからです。
自分たちに都合の良い部分だけ書いてあるメールを見せて議論することは、公平では
ないと思います。補習校の役員に名前が連ねてある人達は、僕の親友のパパばかり。
みんなに知られてしまっている。事務局がママの悪口を言っていることを知られている。
学校で一番大きなイベントがありました。
何週間も前から、準備して楽しみにしていた1年に1回のイベント。
結局、欠席しました。行きたくても、行けなかったのです。
だって、みんなと顔を合わせるのが、友達のお母さんやお父さんと会いたくなかったから。
イベントの日は、ずっと家にいました。ここなら、誰にも会わないから。
今も、スーパーへ行く時、外出する時、ドキドキします。
誰か、補習校の人に会ったらどうしようかと、心配で。
ママが、あの時、「補習校の先生にはなりません」と、きっぱり断ってくれていたら、
こんなビクビクする生活にならなかったと思います。
保護者や先生に教えたいのは、事務局に送るメールには、十分気をつけてください。
何かの時に、利用されます。あと、話合いを録音しているかもしれません。
一番良いのは、このような悪い補習校に入学しないこと、このような悪い人達と
関わりを持たないことです。
ママが2018年、一番悔んでいる事は、「補習校の先生になったこと」です。
補習校の先生になったことが、ママの一番の後悔です。