海外にある日本人補習校の三大トップ校のひとつである「ヨーロッパのある補習校」。
HPを見ても、歴史や重厚さが感じられます。
校舎の写真(3校あるんですね)からは、これぞヨーロッパ!と気品すら漂います。
さて、この補習校、あまりさわりたくありません。
なぜなら、元同僚の働き場所でした。
元同僚は、この学校で働いていたことを誇りに思っていたと思います。
感想ですが、これはどうなんでしょう?
「事前の学校見学・授業参観は行わない。入学説明会の際、保護者のみ授業を
参観できる」・・・・これは、賛成できないです。
理由が書いていないのですが、他の生徒の迷惑・邪魔になるとお考えなのか?
でも、入学するのは親でなく「子供です」!
そこのところは、融通が利かない名門校です。
「水・お茶は持参しても良いが、ジュースやお菓子はダメ」
担任のいた補習校ではお当番さんが監視する中、なんでも食べて良かったです。
朝が早いため、おにぎりを食べていたり。お腹がすきますし、楽しみですからね。
しかし、名門校は、「ここは勉強をするところ」と言わんばかりに厳しいです。
学則の中に、「学力向上が見られず、将来にわたり学力向上が見られない者は退学」
これで、合点がいきました。
確かに1200名の生徒がいれば、「迷惑な生徒は切り捨てるしかない」との考えでしょう。
元同僚も同じ考えで、一度、教師ミーティングで強くぶつかったことがあるのです。
担任のクラスには、学習障害の生徒たちがいますが、担任は他の生徒に迷惑がほぼ
かかっていないことで通学を続けられるようにお願いをしました。
でも、元同僚は、迷惑はかかっているはずですと、真っ向から意見が分かれました。
ベテラン教師たちは、「授業の妨げになる生徒は排除、つまり退学を」
新米教師たちは、「生徒数が少ないこと、授業についていけない時は、ただクラスに座っているだけでも、学習効果はあるので、通学させてほしい」と。
もめた後、とりあえずは通学は許可されたものの、おそらく今後は、
自然淘汰で、ポロポロっと落ちて行く、すなわち辞めて行くことでしょう。
随分と合理的に考える人だな、切り離す考えが出来るなと、感じたことがあります。
この歴史ある学校のように、新しいことや改革にチャレンジすることはなく、
常に昔からの現行を維持することを重んじ、そのことに不満を持つのではなく、自分を
浸していく感じと説明すれば良いでしょうか。
古き良き補習校です。聞こえは良いですが、自分のお子さんが、必ずしもこの補習校に
適するとは限りませんので、「だめかも」と思ったら、辞めるしかないと思います。
そのときは、仕方ないですが、他の日本語学習を探しましょう。
何があっても変わらない。それが、この補習校ブランドですから。