海外で日本人補習校を創設しようとすれば、「日本人会の力」が必要になってきます。

 

健全に運営されている日本人会、日本人補習校には大変申し訳ない文章が

続きますので失礼をお詫びします。

 

担任がいた東南アジアの小さな補習校では、

「創立するために名前が必要で、補習校がオープンしたら用無し」といった

補習校でした。

 

生徒や教師募集、入学・退学、経理、運営においても、

すべてのことは、そこに住むお母さん達の主導であり実権のもと、したい放題です。

 

ただし今回のように、教師である担任が補習校の事務局と意見が対立した時の

「脅し」には利用されます。

 

「私たちには、領事館・日本人会・日本企業の皆様がついています。

先生のことを相談し、今までやり取りしてきたメールの一部を見せ、この先生を

辞めさせようと決まりました」と、このような場合です。

 

担任の中では、日本人会のイメージがガタ落ちです。

こんな日本人補習校の味方なのかと。今は韓国人補習校ですか?あれ??。

何も事情を知らないのに、一方的に事務局の言い分だけを聞き、

「ほら、こんなことを書いてきたんですよ」と、自分達に都合の良い部分だけを

抜き取り、見せる。

日本人会のおじ様方は、こんな卑劣なお母さん達に騙されているんですね。

それとも、お母さん達がうるさく面倒なので、「そうですね、そうですね」と

言っているだけなのでしょうか。

 

海外の補習校の中には、優良校もたくさん存在します。

これ以上、日本人会の名誉を傷つけられないように、事務局にいいように

利用されるのに、気をつけた方が良いです。

必要ならば、見学にくるなり、先生たちと懇親会を開いたりと、本音を語り合える

場を設けたらいかがでしょう。

それでも、現教師たちは、怖くて本当の事を言えないと思います。

担任のように自分のクビをかけても話す教師が、もしかしたらいるかも知れません。

 

いつも思うのは、普段は鬼の形相をして、教師たちを苦しめているスタッフ達が、

日本人会や領事館長などお偉いさんが来られるときだけは、ニコニコと

笑顔で対応しているのを、担任はいつも 「げっ?!」と驚き、冷やかな目で見ていました。

領事館にしても、日本人会にしても、しっかりと補習校を管轄すべきと思うのですが、

小さな町だと、どうしても一部のお母さん達の意見が強く押し通され、ワンマン経営に

なってしまうのが現実です。

 

話し変わって、

世界遺産の遺跡があることで有名な東南アジアのある国の補習校HPを拝見しました。

どのページも心を込めて作成したような印象を受け、発展途上国だけど、

こんな補習校なら働いてみたいなと思った瞬間・・・見てしまった!

 

「教師規約」・・・全然、他のページとは違う威圧感に愕然とした。

教師を辞めさせる理由の中に、「学校に対する誹謗・中傷をしたもの」。

補習校に対して、もし、教師がそのように誹謗・中傷をしたとするならば、

それ相応の事件があるはず。正しいことを言っても教師の意見を聞かず、

となれば、担任がいた学校とまるで瓜二つのように感じました。

 

何か、あったのでしょうね。

このような規約をあえて書いているところは、ろくな補習校ではありません。

入る前から、絶対こちらに従えと言わんばかり。

この国、内戦や紛争というイメージがあるのですが、ともすると日本人補習校までも

同じように抑圧的な運営がされているようでも思えます。

「そんな補習校に行きたくない。犠牲になる教師や生徒が出ませんように」

 

その他に伝えたい謎のメッセージ、残り2日ですから言わせてください。

 「蚊の退治は、フマキラーじゃなくて、やっぱりキンチョールが好き」