もう、12月です。

あと、2週間ほどで、担任が関わっていた補習校も2学期が終了です。

3学期に卒業予定の生徒がいる大事な時期に、突然、担任を辞めることになったので、

生徒たちを最後まで指導できなかったことが無念でなりません。

 

12月31日で、とりあえずブログを止めようと思っている担任なので、

伝えたいことをできるだけ書いていきたいため、時系列が飛んでしまうのは

お許しください。

 

一言で言えば、良い補習校と悪い補習校の違いは、「運営する側の人達に

よって決まります」

 

担任がいた補習校は小さいので、1クラス5人ほど~多くて13人ほどでしょうか。

それでも、授業を進めて行くためには、騒ぐ生徒や勉強がわからない生徒たちの

サポートのために、アシスタントがついてくれます。

 

指導する先生ではなく、勉強は教えませんので、人生の先輩方である

ご年配の方か、留学生がほとんどです。

この方たちの存在は、担任にとって非常に心強い味方です。

しかし、いつものように事務局は、「このクラスのアシスタントをお願いします」だけで

まる投げなので、アシスタントは戸惑います。

 

「私は役にたっていないので、ここに居なくても良いのではと、悲しくなります」

「アシスタントって、何をどうしたらよいのか、まったくわかりません」

担任は、アシスタントに言います。

「休み時間にお友達がいなくて一人になる生徒がいたら、おしゃべりしてあげてください」

「音読の時、どこから読むのかわからなかったら、ここからですよと、教えてあげてください。」

「たとえ何も言わなくても、ひとりひとりの生徒にまわってあげるだけで、見ててくれる、がんばろうって子供たちは喜ぶんですよ」

などなど。

 

担任と一緒に、本当に生徒のために泣き笑いをしてくれるのは、アシスタントです。

 

一度思い切って、事務局に連絡をしたことがあります。

「補習校に関わる先生やアシスタントの方たちの協力もあって、授業ができています。

ありがとうの言葉や、感謝する気持ちが事務局からは少ないように感じられます。

もっと協力してくれる人たちを、大切にして欲しいと思います」

 

この申し出に、事務局側は、無視。

いったいどういうつもりなんだろう?といつも不思議に思います。

 

「ありがとう」という言葉を言えない事務局がある限り、その補習校の未来は明るくありません。