日本語補習校に子供を通わせる場合、親がちょっと注意しておきたい点をお話しします。

 

まず、これだけは常に頭に入れておいてください。

「子供が日本語を学ぶために、補習校に行っている。」

 

子供の教育よりも親同志の付き合いが多くなったり、面倒な悩みを

抱える場合があります。そうなると子供が通うのに、支障が出る場合もがあるのです。

 

「補習校でお母さん同志の世間話が嫌だ、補習校後のランチを一緒に食べるのが嫌だ」

・・・嫌なら逃げましょう!

「下の子が調子悪くて」など、毎回、避ける口実を作るのが面倒ならば、「ごめん、家で食べたいから~ごめんね~」日本人は意外と、この「ごめんね~」を困った顔して手を合わせながら連発すると角が立たないようです。

ただし、送迎のときは笑顔で、「こんにちは~」「また、来週ね~」は忘れずに。

 

「クラスの中にいじわるな生徒がいる、授業中に邪魔をする生徒がいる」

・・・生徒間のトラブルの場合、必ず本部や事務局に相談してくださいという鉄則が担任の学校ではありました。が、どうでしょう?

たとえ、自分の方に非がなくても、相談を受け取る側がねじ曲がった性格だと、とばっちりが返ってきます。

特に、その悪いお子さんが本部スタッフの子供だったら・・・あ~~怖い。もう、ダメだ。

なぜか自分の子供が学校へ通えなくなるかも。たとえ、スタッフの子供でなかったとしても、親同志がとても仲が良い場合、相談事が相手に漏れた経験があり。

教師には、「守秘義務なんだよ!」って怒っていても、自分たち本部の中では、ベラベラしゃべっていることには、腹が立ちます。担任が言っている本部って、ただのお母さんたちですから。

 

保護者は、自分のお子さんのことだと、少し感情が高ぶるときがあります。

なので、短めの言葉で相談する方が、相手に伝わり易くてよいと思います。

「先生、OO君が、授業中にちょっかい出すのが困るんで対策ありますか?

たとえば、席を変えてもらうとか」

「そうですね、私も気になっていましたので、席を変えますか?」

「はい、よろしくおねがいします」

以上。

 

これだと、感情論になっていないので、あなたの事を悪く言うこともなく、動いてくれます。

これが、長々と話を続けると、どうしても意地悪な子の悪口を言ってしまう傾向になるので、

あなたの立場が悪くなる恐れがあります。

 

もちろん、補習校の中には、優良校がありますので、その場合は、本部など運営側に相談しても良いでしょう。ただし、短めにですね。

今後また、良い補習校と悪い補習校の見極め方をお伝えしますので、ご参考にしてください。