もし、あなたが補習校の先生になったら、どんなことが起きるのか。
私の体験談をお伝えします。
「友達を失います」
友達の子供が自分のクラスの生徒になったら・・・。
昨日まで友達だったのに、急に「先生」と呼ばなければならない状況に、
お互いに複雑な感情が生まれます。特に、面談や通知表の時、非常にやりにくいのです。
そして、自然と交流は少なくなりました。
友達が本部など運営側のスタッフになった場合・・・・。
いやでもあなたの情報が耳に入る立場になり、また、トラブルが起きた場合は、スタッフとして
友達が敵になります。昨日まで仲良くおしゃべりをしていたのに、急にあなたの責任を追及する敵に変わります。そうでなくとも、運営側から「親しく話すな」とクギを刺されますので、自然と友達ではなくなります。
もし、あなたが補習校の先生になったら、自分の子供まで傷つく恐れがある・・・。
みんな繋がっているので、学校で何か問題が起きれば、その噂が自分の子供に伝わります。良いことも子供に伝わりますが、悪いことも子供が知ることになり、傷つけることになります。
先日、ある国の大きな補習校で10年以上も補習校の先生をしている方のブログを読みました。生き生きとして、いろんな方に自分の補習校の良さを伝え、アドバイスをしていらっしゃいました。読んで、「恵まれているな~」と思いました。
学校経営もプロがされていて、先生自身も楽しんで教えていて、その仕事に合っている方なのでしょう。
在住者の方なので、どんな醜いトラブルがあっても逃げるわけにはいきません。
そこで生活を続けて行かなくてはならない人です。
そういう方は、先生としてトラブルが少ないように思えます。
「言いたいことを言わない」「仕方がないとあきらめる」「何かあっても見ないようにする」など、自分の身を守ることができれば続けていけるでしょう。
それができない人は、運営側から叩かれ、辞めさせられます。
気軽に補習校の先生を引き受けるのは、おすすめできません。