蝶の如し 中村壱太郎・中村隼人 ~舞踊と座談会~(福岡)

中村壱太郎・隼人 蝶の如し 舞踊と座談会

 

中村壱太郎さん、中村隼人さんのお二人だけの公演。

関東住みの私ですが、東京・セルリアンタワー能楽堂のチケット2公演とも、まさかの落選。。。思い切って福岡まで遠征することにしました。

 

■日程

2025年11月20日(木)~11月25日(火)

 11/20(木) 東京・セルリアンタワー能楽堂

 11/22(土) 熊本・八千代座

 11/23(日・祝) 鹿児島・ライカ南国ホール

 11/24(月・休) 福岡・大濠公園能楽堂

 11/25(火) 京都・宮川町歌舞練場・三ツ輪座

 

■演目
一、 素踊り『正札附根元草摺』 出演:中村隼人、中村壱太郎
二、 座談会 出演:中村壱太郎、中村隼人
三、『藤娘』 出演:中村壱太郎
四、『石橋』 出演:中村隼人

 

中村壱太郎・隼人 舞踊と座談会 プログラム

 

 

■大濠公園 能楽堂

大濠公園能楽堂の外観

〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1番5号

 

■公式Web

大濠公園能楽堂

 

地下鉄「大濠公園駅」 3番出口 徒歩7分

 

■個人の感想

お席は正面ではなく、花道横でした。

舞台を横から見ることになるので、せっかく福岡まで来たのに、、、と少し残念な気持ちになっていたのですが、横の席からも見えるように、花道途中で止まってくれたり、舞台上でも横から見やすいように向きを変えて演じたりと工夫されていて、横の席からも十分楽しめました。

 

一、 素踊り『正札附根元草摺』

 父の敵を討つ曽我兄弟を描いた「曽我物」の舞踊の1つ。「草摺」とは鎧の胴の部分に吊り下げられた防具のことで、これを引く場面があるため「草摺引」ともよばれる作品。

 

 壱太郎さん、隼人さんともに黒紋付の素踊りなのですが、壱太郎さんは素顔なのに女性にしかみえませんでした。

 さすが、大富豪同心でも、中の人は男性なのに、「男装の女剣士」にしか見えなかった壱太郎さんです。

 

 座談会の時に、隼人さんが、「あの鎧は4Kgあってとても重いです」と言われていました。

 でも、踊られている時は重さを全く感じずに、宙に浮いているようにも見えました。

 

 

二、 座談会 

 

 満員御礼とのことでしたが、数席空席があるのを見て、

 壱太郎さんが、「空席の方はホークス優勝パレードに行かれたのかな?」と言われていました。

 (この日は、ホークス優勝パレードの日でした)

 

 途中で壱太郎さんが準備のために退席されて、隼人さんの質問コーナーになりました。

 トルコ公演の裏話や、今後やりたいお役などが聞けてとてもよかったです。八千代座では、客席との距離が近く、獅子の毛が観客に当たったともいわれていました。

 

三、『藤娘』 

 

  壱太郎さんが日本舞踊吾妻流の七代目家元ということで、吾妻流の踊りでの藤娘だそうです。

  と言っても、私は「藤娘」を見るのが今回初めてで、違いが判らず。。。

  

  最後に後見の方が藤の枝を持ってこられた時に、まだ終わらないで~と思ってしまうほど見とれてしまいました。

  

 

四、『石橋』

  能「石橋」を題材にした「石橋物」の1つで、獅子の勇敢さを見どころとした舞踊。

 

  座談会で、トルコ、サウジアラビア、カーネギーホールで演じてきた「獅子」の集大成、とおっしゃられていた隼人さん。

  獅子を見たのは初めてでしたが、迫力に圧倒されました。

  こちらも最後の方はまだ終わらないで~と思ってしまいました。(でも、隼人さんの首も心配になりました)

  日本でも、カーネギーホールのように、能との共演が実現するといいな~と思います。難しいのかもしれませんが。

 

 

幕間に隣のお席の方と少しお話しましたが、 ワンピース歌舞伎から隼人さんファンになられたそうです。

もっと福岡で歌舞伎公演が増えるといいのに、ともおっしゃっていました。

福岡まで、遠征して本当に良かったです。