大福寺(崖観音)/千葉県館山市

千葉県館山市にある、崖観音(大福寺)に行ってきました。

 

 

■崖の中腹にある崖観音(大福寺)

 

■アクセス

車の場合:冨浦ICから5分

電車の場合:内房線「那古船形」駅から徒歩15分。

        JR「館山」駅からタクシーで10分。

 

【駐車場】

 国道沿い(大型バス用)とお寺の下に2か所あります。お寺に近い方は7~8台ほど停められますが細い道を上っていくので離合が難しいです。対向車にご注意ください。

 

■御由緒

普門院 船形山 大福寺 真言宗智山派

ご本尊 十一面観世音菩薩

 

養老元年(717年)に行基(668~749年)が東国行脚の折に地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一面観世音菩薩を彫刻したと言われているそうです。
その後、慈覚大師(794~863年が来錫した折に堂宇が創建されたと言われているそうです。

長い歴史の中で大雨による土砂崩れや火災に会い、現在のものは御堂は大正14年、本堂は昭和元年に再建され、さらに平成28年7月に改修されたものだそうです。

 

 

■崖観音へ

まっすぐ80段くらいの階段を上っていきます。右側に少しなだらかな階段もありますが、まっすぐ登ってもそんなに辛くはなかったです。

そこから、さらに右側の階段を上って崖観音に着きました。

 

■崖に立つ観音堂

 

 

観音堂からは、館山湾(鏡が浦)が見渡せます。

 

■ご本尊 十一面観世音菩薩(説明図)

崖に彫られていて、ガラスで保護されているので、説明図のように少しかがんで下からのぞくようにするとお顔を見ることが出来ます。

 

■御朱印

階段を下りたところにある本堂の奥の納経所で御朱印帳に書いていただけます。

墨が乾くまで少し待ってくださいね、と御親切にお声がけいただきました。

 

 

階段を上るのは少しだけ大変ですが、観音堂からの眺めも良く、清々しい気持ちになれます。また館山に行く機会があったら、参拝したいと思います。