日本語ラップ研究所


(2011/11/11発売 Hammer Head Records \2,500)


ハードライミング三羽ガラス、アイスバーンの3年ぶりとなる今作。



トラックメイカーも客演も前作までを踏まえ、更に人脈が広がっているといった印象。

1stではあまりなかった3MCのそれぞれの役割もしっかりできてきて、各々の見せ場がしっかりある。



今作も勿論ほぼ全バースで韻を踏み、前作までに見られた勢いを利用した(踏む)文字数を稼ぐ手法がほぼ見られないが、スキルアップにより文字数の面でも踏み足りないという事もない。

丁寧にラップすることでライミングを意識しすぎてメッセージ性が薄れるのも回避し、下手に踏んでしまう所は敢えて外すあたりは玄人としての美意識すら感じる。



一方でジャケとは対照的にヒップホップ特有の比喩や誇張表現はほぼなく、逆に角の取れた表現が多すぎてヒップホップアルバムとしてはバランスが悪く、逆に全体のメッセージを薄めてしまっている。



芸歴からするとベテランだがこれで3rd。これからの方向性には若干の不安も否めない。



-Track List-

1.Intro

Pro.DJ BOLZOI

2.Code Name -Okayama Remix- feat.YOWTH(Karass Castle)
Pro.DJ TA☆1(Bumboo)

3.戦場のリアリスト

Pro.BEAT奉行

4.Banzai Attack

Pro.ALI-KICK(ROMANCREW)

5.あまのじゃく

Pro.DJ BOLZOI

6.本音と建前

Pro.YOUICHI(NIGHT CAMP CLICK)

7.Better Fumigater feat.Q(ラッパ我リヤ),ARK(走馬党)

Pro.Yue Cue

8.The Future's Bright

Pro.BEAT奉行

9.キテレツ

Pro.DJ TA☆1(Bumboo)

10.ポーカーフェイス feat.TSUBOI(アルファ)

Pro.DJ TATSUTA

11.Happy Happy

Pro.Yue Cue

12.KIZUNA 13

Pro.YOUICHI(NIGHT CAMP CLICK)

13.Loose Blues

Pro.LR-STEREO (Dr.Looper+Rock-Tee)