日本語ラップ研究所

(2011/11/02発売 高田音楽製作事務所 \1,790)


スラック名義では4枚目となる今作では震災からスラックなりの被災者、日本人、ヒップホッパーとしての意見・考えをラップしている。


7曲中Sick Team名義で3月にチャリティ配信した「逆境(Pro.Budamunk)」を除く新曲は全てがスラックのトラックで、聴き手が日本人だという事を意識した和サウンドがパーツ的に散りばめられている。


曲が少ないのもあるが、これまであった口説きシットやチルシットはなくなっている。

また、以前からラッパーとしての芯の強さの様なものはときおり垣間見せていたが、今作では全体から確認できる。

スラックとしては似つかわしくない程エモーショナルにラップしているが、時代背景を上手く切り取り、自身が熱くなる理由まできっちり説明できていると思う。


しかしB-ボーイ的ともいえる屈折した表現・見方で被災者にどれだけポジティブなメッセージが伝わるのかは微妙なところ。


ボリュームは少ないかもしれないがこのテンションを保つギリギリのトコロだろう。


1.Bring da fire

2.まとまらない街

3.新しい力

4.日々の上

5.Hatugen on Skit feat. Rau Def

6.In the Day

Pro.S.L.A.C.K.

7.逆境 with Sick Team

Pro.Budamunk