刑事じゃなくても、二人でやれば、“相棒”です。 | 日本語を楽しもう!!

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また、読みに来てくれたんですね…!




………。

『仕事の相棒

『お前と俺とは良き相棒だ』



この
相棒』の元元の意味は
何だと思いますか?




語源の話です。




………。




二人で
一緒に行う作業が
元になっています。



駕籠 (カゴ) や
(モッコ) を

一本
棒を通して
前と後ろで

二人で担ぐ。



このときの
二人を

相棒』と呼びます。

これが
語源のようです。




………。




”は
(ソウ・ショウ・あい・たすける)

木を見る
木を挟んで見る

という成り立ちから


二人が互いに見る
また
二人が離れて相対する

という意味があります。



さらに
この意味から
助ける”という意味が生まれ

日本では
国訓”・“国意”と言いますが

互いに”・“一緒に

という意味が生まれています。




………。




つまり
相棒とは

一緒に同じ棒を担ぐ
また
その人

という意味ですね。




………。




駕籠を担ぐ二人は
前を行く方を
先棒”(サキボウ)
後から行くのを
後棒”(アトボウ)

といいます。

相棒
相肩”(相方)(アイカタ)
とも言い



一人だけを
言うときは
片棒”と言います。




………。




派生した
慣用句がいくつかあります。



片棒を担ぐ
一緒に悪い企てをする。

先棒を振る
人の先頭になってことをする。

後棒を担ぐ
首謀者の手助けとしてことに加わる。




………。





(ガ・カ・ケ)

車に牛馬を付けること。
上に乗せる。





(ロウ・ル・かご・えびら・こもる)

竹で編んだかご。





(ホン・ふご・いしみ・もっこ)

藁(ワラ)で編んで、
かごの代わりに
ものを入れて運ぶもの。

肩に担いだり
担ぐための棒を通す紐がついている。










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