今回の舞台はかつらと地毛結いが入り交じっておりますが、私は地毛結い組です。
自分で結っているので、衣裳とのバランスを考えいろいろ工夫をしました。
髱(たぼ)、鬢(びん)、髷(まげ)がパーツごとに付け髷になっていて、結果的には生え際を生かした半かつらのようになっておりまする。
これは以前ダンスグループの公演で時代物をやったときに、振付上ヘドバンをする芸者の頭に工夫をしたものの進化形。かなり強固に地毛に止まっております。
今回の時代設定を考え、かもめ髱の元禄島田風になっております。
あと、昔からの化粧方法にもあります「際墨(きわずみ)」。現代のかつらの形を見ても分かるように、日本髪が似合うおでこは「狭くて富士額」なわけです。日本髪を日常結っていた時代は形のよくない生え際に墨で化粧をすることがあったそうです。
私は富士額ではあるのですがおでこが広めなため、またアミのかつらと並ぶことを考えてだいぶ生え際に時間をかけて化粧しております(笑)
際墨書く方、舞台ならいいけど普段は入れすぎないようにご注意ください(笑)
