絵師 高橋天山ブログ -9ページ目

絵師 高橋天山ブログ

日本画家が語る日本文化の素晴らしさ
菱田春草を語る

 【アカモノ】 白いちっちゃな花を支えているガクが、鮮やかな赤。しかし、あかもの・・・・・って、ちょっと残念なネーミング。か?



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  【黒百合】  石川県白山の山頂付近の群生です。ほんとに黒い百合。僅かにエンジがかってはいますが・・・。不思議な不思議な、お花です。




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 【白山小桜(はくさんこざくら)】 夕日ではなく、朝日に映えています。黒百合と競うように、山頂付近の群落。




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 【センジュガンピ】  その白さは極めつけ。




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【深山きんぽうげ】  黄色いお花は清潔感。白との取り合わせが上品ですね。





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ここにも、朝日が木漏れ日として・・・・。






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暑さがぶり返しそう。夏休みに入った子供たちが、今度は気温が低くてかわいそうです。が、

 快適に過ごす夏の友。高山植物たちをご紹介しましょう。

 秋田駒ケ岳や、白山 、伊吹山、など、高山植物の名所は数あれど、名所に限らず、植物たちは、それは健気に咲き競うのです。名前を知りたくなるのも、もっとも、あまりに美しいから。

 先ず始めは、始めからエース を出しましょうか。

 

【九輪草(くりんそう)】  林の中の日陰の方が好きらしい。



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 【大葉黄菫(おおばきすみれ)】  すみれでも山の菫。夏に咲きます。



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 【裏白瓔珞(うらじろようらく)】  仏様の飾り、瓔珞に似ている?




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 【白山 風路(はくさんふうろ)】 ふうろ草の代表者。風に揺れる姫君であります。




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【ズダヤクシュ】 変な名前。気の利かない人が名付け親?




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どうです、この瑞々しさ。山上の天使たちであります。

  ラスト、風にナビク【ニッコウキスゲ】。


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【上海】

 このチャイナドレスのモデルは、台湾の有名人。高層ビルの部屋の中に佇んでいる姿を部屋の明かりが映し出し、窓ガラスに投影している、と言う凝ったシチゥエーション。実像ではなく虚像です。群青色のファンタジーが感じられるように作為してみました。
 



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  【IN THE LIGHT】
 東京湾クルーズでの夜景。後姿の美女と言うのは永遠のテーマといえましょう。いったいドンナ美人??と想像をたくましくしてもらえるように描かねばなりません。船と街の明かりとに照らし出された船べりの女性像です。




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 【浄】

   パリは、モンマルトルの丘。聳える白く美しいサクレクール寺院を近接した真正面から描いた作品。春の院展に出品した作品です。もう、四半世紀前のモノ。
 几帳面に、石造りの、石一つ一つを、描こうとするばかりの肉薄。若さいっぱいの作品ですね。高い建造物を仰ぐように描く事に興味を持っていました。兄弟子の松本哲男(院展理事)氏から教わった造形方をやってみる事が面白くて・・・。



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長野の水野美術館で7月2日から、7月31日まで、

 水野コレクションによる、開館10周年特別企画展

 【没後100年菱田春草展】 が、開催されています。

 遅まきながらご紹介しましょう。

 ー春草作品一堂にー

 近代日本画壇に不滅の足跡を残した菱田春草(1874~1911)。春草は、岡倉天心 の「日本の伝統絵画を生かした新しい日本画を創造する」という理想の下、盟友横山大観 らと革新的な絵画表現を試みます。これは「朦朧体」と呼ばれ激しく批判されますが、春草らは新しい日本画はこれ以外ないとの信念で、制作に打ち込みます。そこから、欧米外遊などを経て、江戸琳派に影響を受けた装飾的な独自の表現へと発展させてゆきますが、志半ば惜しくも37歳の若さで夭折してしまいます。

 本展は春草没後100年を記念し、水野コレクションの中でも郷土が誇る作家として、特に力を入れ蒐集してきた初期から晩年にいたる春草作品全てを展示。「新時代にふさわしい絵画」の創造に生涯を賭けた春草の画業を改めて見つめなおします。

 交通★JR 長野駅下車、東口から長電バス約10分

      「日赤 、水野美術館行き」終点下車

    ★上信越自動車道「長野インター」から15分

    ℡026-229-6333

URL: http://w2.avis.ne.jp/~nihonga




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 【五郎時致(ごろうときむね)】 部分





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  【稲田姫】





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  【竹に猫】





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 【春郊草摘み】





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  【同、部分】

   避暑を兼ねて、長野へ春草に会いに行きましょう。





 

 若い頃から 虹が、好きで、随分色々な場面で虹を作品に取り入れてきました、その一部をご紹介します。



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 【北衛利尻富士虹彩】   50号

  北海道稚内沖、利尻礼文の二つの対照的な島が浮かんでいます。礼文島は標高も低く、お花畑が続く、丘陵の様な地形。対する、利尻島は、二千メートルに近い高峰、利尻富士が聳え、確固たる山岳地形。夫婦の様でもあり、親子の様でもあり、日本の北の海を守ってくれているような気がするのでした。空間を虹の為に大きく採る。事がこのころのマイブーム、写真が古くて、ちょっとお見苦しいかもしれません。



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 【虹降る里】   20号

  飛鳥の有名な甘樫丘からは、色々な作品を描きましたが、これもその一つ。ちょうど飛鳥坐(あすかいます)神社方面の町並みが美しく望め、後ろの山々を従えて、雨上がりの町が、輝いていたのでした。 ほかにも、二上山方面の全景を描いたり、月の出、日の入り、などなど。随分飛鳥には通ったものです。




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 【聖塔】   50号

 この典型的なゴシック建築の尖塔は、ウィーンのシンボル、シュテファン寺院。それは、美しい聖塔でした。30歳のときに始めて訪れた音楽の都は、ちょっと、気に入って、その後、もう一度訪れる事に。 細かい装飾建築に興味を持っていた時代です。

 焼き朱を地色に使い、深い空を作り上げて、ソコヘ胡粉による繊細な白の変化だけで造形しようとしたのです。




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 【法隆】   80号

 法隆寺に興味を持っていたのはまだ20代の頃。聖徳太子、とか、東大寺 とか、奈良の方が京都より面白いと思っていました。特に、歴史好きが、高じ始めていたのでしょう、夢中になって古代王朝の文学など読み漁って、梅原猛 の隠された十字架など、熟読していたものです。春の院展に出品したもの。随分前のものですが、大きな虹を描き出すのに大変だった事は、今でも鮮やかに思い出します。




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  【清明初虹】   50号

 桜を素直に描こうとおもって、甘くなりがちな造形を引き締めるために虹を加えたのです。清明とは、24節季の一つ、4月の半ば、ちょっと良い季節ですね、そのころ珍しく春虹が天空を渡る事があります。これも、春の院展に出品したもの、同人(審査員)となってからですから、この中では一番新しい。



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 【皐月の頃】  15号

  アジサイの栽培種が随分増えましたが、これは、その魁。花屋自慢の園芸種アジサイ、墨田の花火です。久しぶりに描いたアジサイでしたが、とんがった花弁に特徴があって、粋なネーミングと共に、とても気に入ったのです、走り梅雨の頃の、虹は、定番ですね。

虹、大好き!

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  【華宴】

  トルコ桔梗を使った、幻想。少し映像が貧弱ですが、是も30数年以前の作品です。20号だったか? 好きだった花ですね。





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  【遥か】

  同じ虹でも、海にかかる風景としてのそれ。青海原に出航してゆく小船の引く航跡が虹と呼応しているのが涼しげに感じたのが発想の元になっています。さてこれは、いつの頃でしょうか?

 

 五、六年ほど前、です。

 暑さで、つい、お恥ずかしい台所をお見せしてしまいました。

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  【朝涼】

  これも、30歳ころの作品。空気感を出す事に懸命になっているところです。春草の生み出す空気感を捉えたかった頃。それなりに、感じは出ていますが、色彩がちょっと物足りません。か?!



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  【朝もやの山路】

  これは、3年ほど前の作品。やはり、モミジカラマツが蕾の時期、上に咲きこぼれている花は、トリアシショウマ。白い花の群れを、白緑色(びゃくろくいろ)で優しく包んで、清楚さを出そうとしています。早朝の、朝もやの中、山邊のお散歩を味わっている感じ。




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涼味を感じさせる作品を、と、昔の資料が出てきて、30数年前の作品写真が。
 新旧の対比を、・・・ご覧いただきましょう。


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 まずは、 【夏香る】



  大きな山百合を半日。しっかり取り組んで、写生した物から素直に作画した作品です。なんと、25歳の時の懐かしい作品であります。ちょっと恥ずかしい!?





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 そして、  【朝霧】

  

  去年の今頃、描いたもので、モデルは、高山植物、“モミジカラマツ” 今年の7、8月のカレンダーに入ってます。お持ちの方はこのところ、毎日ご覧下さっているはず、30数年経た前掲の作品と、大して変わらない??

 いや、いや、随分変わりましたね。写実だけで捉えなくなってます、奥行きの説明を省いてしまったり・・・・・。色彩だけで感情を伝えた方がダイレクトに効き目があるんです。そのほうが訴える力が強くなる。面白いでしょう? 写実は、一見良さそうだが、却ってイメージを固定化してしまうので、見る人の想像力を引き出せなくなるんですね。




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ワタスゲの次は、キスゲ。 ニッコウキスゲとも言いますね




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日光の霧降高原でご覧になった方も多いかも。今頃は、高山植物のメジャーとして、全国あちらこちらの山岳で沢山の人々を楽しませている事でしょう。

ことに、梅雨明け以前から熱暑に見舞われた今年は、放射能の影響も手伝ってか、どこも例年以上の咲き方と評判です。



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蓮華ツツジの赤、ヒオウギアヤメの青、ニッコウキスゲの黄色。

S学会の三色シンボルじゃあないんですよ!? 

 自然の美しさそのもの、であります。



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きれいですねー。普通、黄色と言う色は、【軽快】と言う印象を与えるのに一番ふさわしい性格を持ちます、しかし、このキスゲの黄色は、深みがあるんです。黄色は軽いだけであって、深みを感じさせるのはとても難しいのに、この、ニッコウキスゲは、黄色いのに、深い。という驚くべき存在なのです。だから、霧降高原で、霧の中に仄見えた時、ナントも美しい輝きを放つんですね。




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兎(うさぎ)追いし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて、
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

 
 耳慣れたこの歌は福島県で生まれたとか。東北地方こそ、日本文化の原点があるのかもしれません。
少なくとも現在、自然が背善のままで残されているのは、東北地方が一番かも。福島県は、【みちのく】
の入り口でもあります、白河の関、と言う、昔ながらの関所がありました。

 文化は国土から。ですね。




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  緑の清流・・・涼しげ。

  


福島県、南会津の駒止湿原、ヒオウギアヤメの次は、ワタスゲの大群落です。

 残念ながら前日の雨で、ワタスゲの綿が、まだ湿っていて、充分に開いていませんでしたが、それでも
なかなか、立派なもの、“陶然とする”という言葉がぴったり。

 そのまま、あの世に行ってしまいそう?でした。



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