菱田春草画、【武蔵野】
このブログは、ごく、当たり前に、日本画が日本文化の大切な中核を成していた時代を取り戻せるよう、誰にも親しみ深い日本画の真髄をご紹介する為に続けています。
西洋文化の取り留めない流入を見境なく受け入れてしまった為に、洋画風に描く事が何か、新しい感じがする、として、洋画と日本画との区別がつかない時代になってしまいました。
いかに新しい感じ?!であろうとも、それは、流行の一端に過ぎません。それは、単なる【はやり】であり、古今共有されてきた伝統とは違うのです。
日本画には日本画の良さがあり、その良さを活かしてこその、日本画であり、独自性なのであります。
この当たり前のことが見失われて、折角の世界に冠たる伝統文化をくだらないものと一緒にして、普通に楽しめないとすれば、それは、実にもったいない事であり、世界的な損失とも言えるでありましょう。
日本にしかないものが実に沢山あるのに、日本人自身がそれに、気付いていないのが現実です。古臭い物に戻る事とは違うのに、自虐的なまでに、日本の伝統文化を後回しにしてしまい、つまらない事に血道を挙げてしまう。その損失たるや目を覆うばかり。
たった一度の人生を深く味わう為にも、今一度、日本文化の本当の価値を見直してみることは是非、必要です。
ちょうど、代表的日本画家、菱田春草没後100年と言う節目の年であることを切り口にして、日本画の真価をご紹介するとが出来ることは、筆者としても望外の幸せです。
菱田春草は史上ナンバーワンの日本画家と言ってもいいでしょう。春草の右に出る人は、まず、ありません。専門家もこれに異を唱えられる人は・・・そう居りません。
この方の偉業のお陰で、日本画の真価が見失われずに世界に誇る文化として生き残る事ができたし、この先も当分の間、価値を落とさずに済む事でしょう。
しかし、この人を目標に研究を続けている日本画家が少なすぎて、この先、日本画の行く末が懸念されるのです。この方の偉業を大切にすればするほど、その人は自動的に高まるのに。流行と真価とを混同してしまって、何を目指して良いのかもわからなくなってしまっています。
いつの世でも、真価を理解し、憧れ、それを目指す事ができる人は少なく、苦難を苦難とも思わず、力いっぱいそこに、人生をめいっぱい注いでゆける人は少ないのでしょう。
国家があってこその個人である事すら理解し得ない日本人で留まるなら、日本は日本でなくなってしまいます。
当然、日本文化は崩壊を待つのみ。・・・・それが我々のシアワセなのかどうか、真剣に考えなければならない瀬戸際に・・・・今まさに、命に拘わる段階に来ているのです。
深くて豊かな文化で彩られなければ、とても人生とは言えないからです。
★ ★ ★
さて、長野県出身の我等が菱田春草。
又しても、長野で没後100年記念展が開催されてます!!
ー新たなる日本画への挑戦ー
長野県信濃美術館 平成23年9月10日~10月16日
ー春草晩年の探求ー日本美術院と装飾美
飯田市美術博物館 平成23年9月3日~10月2日
飯田市追手町2丁目665番地7 http://www.iida-museum.org/
羅浮仙(らふせん)

































































