続けて、上野池之端にある、大観記念館をご紹介します。
不忍池の前、上野駅からもそう遠くありません。湯島駅、上野広小路駅からも、僅かな距離。大江戸線の上野御徒町駅からも近いそうです。高い和風の板塀に囲まれた、瀟洒なお屋敷。周りがビルなのでワカリヤスイ。
ちょっと、老朽化してはいますが、大観先生の息吹が直に感じられるのです。門をくぐると右手に内門があり、そのオクに玄関、入って、左手に応接間? 鉦鼓堂と名付けられた、お部屋があって、囲炉裏がきってあり、奥に小さいお不動様が祭られています。
お庭の景色もさることながら、囲炉裏とたたみの座敷とが、いかにも調和していて、くつろげるし、改まった感じにもなれるような、不思議な空間。
来客があってもなくても、大観先生はこの座敷で、日本酒を傾けながら、次なる制作に思いを寄せておられたのでしょうか。
床の間が多いのは、日本画家のお宅だからでしょう、色々と、御遺作が飾られています。二階の画室や奥の間など、畳のお部屋が続くのはいいものですね、今では珍しくなりました。
4月にはオオシマ桜、山吹、5月にはつつじ、など一年を通じて、四季の花々を楽しめるそうです。梅雨時や夏の暑い盛り、正月などく休館日が多いので、ご注意下さい。
大天才、大観先生を身近に知る格好の早道でしょう。