一日中めいっぱい吸収してきました!
お天気も良く、気持ちのよい気温。
昨日の様子を見てくれた人からの情報で、
若冲の天井画を見に信行寺へ。
お堂に入るだけ入るように促されると、
うわっとすごい数の花々が天井に咲いています。
牡丹や菊、梅、桜…168枚の円窓の天井画です。
当時では珍しいはずのサボテン(仙人掌)やハイビスカス(仏桑華)、トリカブトもあります。
色は少しあせてしまっていますが、朱や胡粉は鮮やかに残っています。
中には亀裂が入っているものがあります。
今回の特別拝観のために取材を受けて、いつもより長い時間風を通していたら割れてしまったものもあるとか。
古いものを残すのは大変なんだと、残っていることは奇跡的な事なんだと改めて思いました。
みんなで座って解説を聞き、「端っこの席で残念だなぁ」と思っていたら、住職が解説する珍しい植物はほぼ頭上にありましたd(^_^o)
さてさて、予定外の若冲だったので急いで京博方面へ。
京博を前に、終わってからじゃ見られないかもと思い、180度まわれ右して、養源院。
実は写真!本物は今、京博に貸し出されています。
中に入ると今度は大きな白象が!
こっちは本物です!
伸びやかな線とたっぷりした胡粉の白。
墨の中に少しだけ残る金泥。
刷毛で大きく描いたと言われていますが、線をきっちり残しているところは勢いだけで描いたのではないことがわかります。
どんな心持ちで描いたのでしょう。
宗達の一人で受けた初めての大きな仕事。
きっと緊張しながら、でもわくわくしながら描いたに違いありません。
入り口でいただいた白象の葉書です♪
ここでもひとかたまりで見所を順に回る形式だったので、象はそこそこに隣のお部屋に。
すると暗い部屋に宗達の松の襖絵!
象にも通じる大胆な線で描かれています。
美術館に入らず、襖絵として残っているのはここだけだとか。ここでも身近にすごいものが残っている奇跡を感じます。
次の血天井は指や手の痕が残りゾクゾクする不気味さ。またもちょうど頭上に大将鳥居元忠の全身の形がわかる血のあと…運がいいのか悪いのか…
「この寺が残る限り供養する事ができる」という解説が京都の人たち全体の意識なのかなぁ。
鶯張りの廊下を通って表に出ようとした時に、『団体さんが来られるから今からは見られません!』ってお客さんをなんとも潔く締め切られてましたので、先に行っておいて良かったです。らっきー☆
…って久々に「らっきー」って使ったわ(^_^;)
天井といい、締め切りといい、今日は運がいいかも♪
ちょっといい気になって、京博へ・・・
多いかなーと思いつつ、ふと見れば、
待ち時間150分!
しばし途方に暮れる・・・(◎_◎)
続きは次回。
*ワークショップのご案内*
【募集〆切】手漉き和紙に日本画の絵の具で年賀状づくり
【大野城市まちなかわくわくパビリオン関連イベント】
日時:11月8日(日)13時~17時
場所: 大野城市の小さな手漉き和紙工房まつお
大野城市雑餉隈町2-2-21
参加料:3000円
定員:8名
お申し込み:和紙工房 松尾さん
092-501-6324
四季を描く 第5日曜日の日本画いろはワークショップ
第4回 『冬・椿を描く』
日時:11月29日(日)10:30~12:30
場所:JEUGIAカルチャーサロン天神
(天神大和証券ビル5階)
参加費:2,000円 材料費:800円
お問い合わせ:JEUGIAカルチャーサロン天神
第4回 『冬・椿を描く』
日時:11月29日(日)10:30~12:30
場所:JEUGIAカルチャーサロン天神
(天神大和証券ビル5階)
参加費:2,000円 材料費:800円
お問い合わせ:JEUGIAカルチャーサロン天神
℡0927151122まで
*展覧会のご案内*
四季を描く 川村愛 日本画展
故郷・宮崎では初の個展となります。
日時:2016年1月4日~1月10日
10:00~18:00
(尚、初日は13時開場/最終日16時まで)
会場:宮崎市 宮日会館2F
*入場無料
活動情報・作品のアーカイブがご覧いただけます。
作品を委託しています。福岡在住作家の良品をインターネットでお買い物できます。