夏休みの絵の宿題講座、終了。 | 日本画いろは川村愛

日本画いろは川村愛

ご訪問ありがとうございます。

夏休みも終わりに近づき、寂しいやら焦るやら、
落ち着かない時期になってきました。

絵の宿題講座も最終回。
多少休みのゆったりした雰囲気はありますが、みんな一生懸命でしたよ(^_^)

もう描くことが決まってる子はさっさと描きます。


どうしても自分で描きたいと思うものがわからない。
どうやって描いていいかもわからない。

そういう子は、「お父さんがこうって。。。」
「お母さんはこう…」と言うのですが、具体的なイメージがなかなかない。
そうなると筆が全く進まないので、
『これを見た時どうだったかな?』『どんなところが好きかな?』とカウンセリングをします。

はじめ、絵の具を取り出すのもおっくうそうだった男の子。
お祭りで見た竜の山車。
『かっこよかった』という感想を引き出せたので
『じゃかっこよく大きく描いてみよう!』となんとか励ましてできました。
{E1AA467B-7BC6-48DC-A8F2-642221A6BC38:01}
鉛筆で大きく描いた線にはじめ自信なさそうに消しゴムをかけていましたが、とってもしっかりした勢いある線と形になり迫力ある竜が描けました。
私手伝ってませんよ!
もっと自信を持ってほしいです。

{11CB0288-04F1-44B1-8EFE-C8DE5EF529BA:01}
こちらの子は川で遊んでるところを描きました。
流れを表現するのが難しかったのですが、何度も重ねて、最後は水しぶきを歯ブラシで飛ばして、冷たい水ができました。

他にも力作が揃いました。
子供達は、何も言わなくてもデッサン力がしっかりあります。
それは対象をよく見ていたから。

見ていないものは描けません。

もちろん、想像を働かせて未来を描くこともできます。
写真には撮れませんでしたが、
チョコレートのマンションにパパが住んでて、えんぴつのロケットで羽の生えた自分と妹が宇宙を飛んでる…
こんな絵を思いつくでしょうか。
鼻歌まじりで描いていました。

電車の絵をクレパスだけで描いた子は、クレパスの重色で微妙な色合いを出すことが楽しくなった様子。
重ねて塗るなんて、学校では案外教えてくれません。

普段のinterestingがこういう時に出ます。

ご自分のお子さんは感動してますか?

最近の学生でもそうですし、お年寄りでもそうです。
感動する人は元気です。いつも楽しそうです。

楽しい、興味深い、面白いと、心に響いた時、
そこから芸術が生まれてくると思います。

それが生活を豊かにしてくれるのです。



筆を放り投げたことはちょっと注意しましたが、
みんなとても頑張りました。

残りの夏休み楽しんでね。


*日本画いろはワークショップのご案内*
 『秋・紅葉を描く』
8月30日日曜日10:30~12:30 
JEUGIAカルチャーサロン天神(大和證券ビル5階)
TEL092 715 1122


*通常講座のご案内*


   福岡在住作家の良品をインターネットでお買い物できます。
活動情報・作品のアーカイブがご覧いただけます。