こんにちは
院長の藤原です
第3回目、2ヶ月ぶり美容鍼灸です
8月28日（日）の講習会に行ってきました
今回は「 シワ 」です。
シワは女性にとって一番気になると
思います。
皆さんもご存知かと思いますが、
少し説明をしたいと思います
≪シワ≫
シワは皮膚の老化現象の結果現れたものであり
特に目尻に現れたシワは早い段階で25歳以降に
みられます。
要因として、乾燥・日焼け（光老化）・精神疲労・
肉体疲労・脾気や心血が失われた結果生じ、
皮膚への栄養不足・あるいは過度の七情の変化に
よって肝気が鬱滞することで気滞血おを生じて皮膚が
栄養できないケースもあります。
【七情】
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚 からなる感情の変化です。
シワができるのは十分な気血が肌に
巡っていないためです。
シワは様々な形（交叉形・直線形・紋の浅いもの
から深いもの）に分類できます。
老化現象によるシワは腎気の衰退を伴って、水分まで
少なくなり潤いが失われて肌荒れの原因となる。
腎が充実していれば五臓の働きも旺盛で気血が
充足できるので容貌は衰える事なく、
髪の毛や肌に艶があり生き生きとしています。
しかし、過度の肉体疲労・慢性疲労・
不摂生な生活により腎気が衰退すると、
肉体上の成長発育が妨げられ肌の早老化も進んで
シワや肌荒れの原因を作る。
それらのトラブルを解決する方法の一つに、
シワ取り用の美顔鍼法を用いられます。
モデルは鍼灸科・同期の森田くんに
お願いをして鍼を打たせてもらいました
毎度の事ながら見てるだけで「痛そう・・・
」
ですが受けて側は、さほど痛みは無いです
シワの違いや特徴などにより、鍼尖の刺入方向や
角度を調節して軽く浅刺入をしていきます。
目尻部分は合谷刺で行います。
眼瞼周囲は眼瞼挙筋腱膜が瞼を
引き上げる力が弱くなり皮膚を
しっかりと持ち上げる事ができずに
シワやたるみが現れます。
【合谷刺 ごうこくし （五刺・脾・肌肉）】
皮下に鶏の足のように3本の鍼を
開いて斜めに刺し、鍼と鍼の間に
谷間ができるように刺します。
法令線に対しては盛り上がり部分より
少し外側に縦状のシワの流れる方向に
沿って刺入していきます。
下から上に持ち上げたい方向に刺入
していくといい感じです。
各部位の刺入は①～④の方法で行います。
①．刺入 ⇒ シワの深さを確認する。
②．切皮 ⇒ シワの角度や方向に沿って
鍼尖部を目的の方向に向ける
③．角度 ⇒ 皮膚を引っ張っている拇指を
そっと放して切皮と同時に
軽く刺入する
④．置鍼 ⇒ 刺入が確認できたら手を顔面部より
そっと放して終了
シワの角度や量によって同様の
方法を再び繰り返して刺入する
≪ 円皮鍼 ・ 皮内鍼（パイオネックスの使用） ≫
法令線・眉間の深いシワに使用します。
美顔鍼を置鍼しながら、全身の調整を目的とする
全身部美顔鍼法として応用できます。
【 効果 】
⇒ 鍼の効果とテープの張力
※ 張り方と剥がし方を間違えると皮膚を
傷つけてしまうので注意して下さい！
顔に鍼を刺すのが怖い方・抵抗のある方が
いらしゃるかと思いますが、さほど「痛み」は
ありません
美を求める方は、是非一度試されてみては
どうでしょうか
当院では何名かの女性患者様が受けられ
変化の違いを実感されておられます
興味のある方は当院までご相談下さい
日本橋鍼灸整骨院
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