私は、地方自治と国会は完全に別のものと思っているが、そこはやはり、地方とはいえ「首都東京」なら、かなりの割合で「国政選挙の前哨戦」と見られるのも、わかる。
結果を見ると、なるほどな~と思わされるところが多い。
まずは、都民ファーストが26から32へ伸ばした、といえども、これはどう見ても、自民に入れたくない都民の票の行き先になったらしい。立憲が5議席も伸ばしているのは「??」だったが、これは共産党に入れたくないけど、かといって都民ファや自民に入れたくない人が流れたのかな。
維新がゼロになった。しかし、維新が都議会に1人でも議席があったのは驚きだ。もともと維新は大阪の地域政党だった。都とか国にまで出てこなくても、大阪でやっていればいい。
国民民主党が初めて9議席も獲得した。これも、自民その他に入れたくなかった有権者が流れたのかな。
おお、っと思ったのが、あの、熱が40度あっても末期ガンでも投票に行く創価学会が4議席も減らしていること! 創価学会は、選挙の半年以上前には、学会員を転居させてまで、候補者の100%当選を達成してきたのに。学会員の高齢化による減少などが響いたのだろうか。はたまた、学会の教えにそむく会員も出てきた、ということか。同党の票カウントの正確性が崩れてきた。面白い。ひひひ。
しかししかし、全体の投票率は50%を切ってた。なんでみんな投票に行かないのかな。
これとは別に、げんなりするニュースが入ってきた。
あのレンホーが、参議院選に立憲から「比例」で立候補することが決まったそうだ。
うえ~~っ。
選挙区、でなくて「比例」にしているところがまさにレンホー向けだ。選挙区なら落ちるけど、比例なら上位に名前を置いておけば、いくら立憲とはいえ、当選するからだ。
こんなニュースを見ると、「比例」という不人気候補救済制度は、廃止するべきだ。