電車の中に、こんな広告が。

 

7月5日までが一番の売れ時なので、出版社も賭けに出てきたね。

そもそも論だけど、人間には、未来を予知する能力は備わっていない。明日の天気だって当たるかどうかのレベル、なのだけど、この著者の場合、表紙に「大災害は2011年3月」と書いているので、そこはその「そもそも論」を凌駕する何かがあるのは認めざるを得ない。

 

6月21日から、トカラ列島付近に震度1から2の地震が頻発している。この本によると、2025年7月の大災害とは、

「フィリピン沖での海底の噴火による大津波が日本を襲う」

というものだそうだ。トカラ列島は、位置的に、フィリピン海に近いといえば近いから、地震の頻発は、いささか不気味だ。

 

しかし、一番肝に銘じておかなければならないことは、日本中のどこに住んでいても、常に、自然災害への備えをしておくこと。気象庁や、地震学者の言うことも当てにならないから。