最初に断っておくけど、私は泉ピン子なんて大嫌い。橋田寿賀子と双子のような芸能人生を送ってきた女優(←似合わない肩書・・・)で、橋田氏が書く脚本には絶対出演するから「げんなり」だった。長く続いた中華料理屋のドラマなんて一度も見たことないし、朝ドラでも大河ドラマでも、橋田氏が脚本を書くと絶対に彼女が出るから・・・・ ほんと、品位が下がるっつーかなんというか。橋田氏が亡くなってくれて、正直、この点ではほっとしている。
さてその彼女が、新聞にて「終活」に答えていた一節を見たが、これにはさすがの私もムムムと首をひねった。
ピン子はブランド好き、とりわけ「シャネラー」として有名なのは、いくら私だって聞いている。その彼女が終活についてテレビ番組に出演すると、「バッグなどを譲ってほしい」、しかも「無料で」という手紙が彼女のもとにたくさん届いた、という。ひぇ~~、なんという厚顔無恥な人々!
そういう手紙の送り主は、彼女とは全然知り合いでも何でもない一般人らに違いない。それに、いつも思うのだけど、有名人に手紙を書く、って、その、たぶん、所属している芸能事務所を調べて、そこへ出すのでしょ? そこまで調べて手紙を書く根性があるなら、人のおこぼれを期待せず自分で働いて買えよ~~、と、ピン子嫌いは横に置いて、かくも厚かましい人らの存在に、思わずのけぞってしまった。TVに出ている芸能人だからといって、個人的な知り合いでもないのに、頼めばブランド物をクレクレできると思っているおめでたい人たちって、いるのだなあ。