4年前から、金魚(コメット)を一匹飼っている。
肛門の形からしてオスだと思っているので、「金太郎」と名付けている。なんだかんだで可愛がっているが、だんだん、先祖のフナのように大きくなってきた。
私は子供のころからわりと金魚を飼ってきたが、イメージとして「あまり餌をやらなくても1か月くらい、水槽に付いたコケなどを食べて生きていられる」と認識している。しかし、家にいるときはさすがに1日2回くらい、ペットショップで買ってきた粉末の餌を与えている。
水槽には、水の浄化目的で、ヒメタニシを入れている。水替えのたびに、底のジャリからすくいあげ、「メス17匹オス10匹性別不明の稚貝7匹」というふうに総数を数えているのだが、以前は数えるたびに増えていたのに、このごろはむしろ減ってきている。あれれ。ちなみにヒメタニシは胎生。つまり、こんな貝が一丁前に子供を産むのである。ときどき、1~2mmくらいの貝を発見できて、面白い。
それで、タニシが増えない、というか、減ってきている原因が、↓これだと思う。
最近の水替えで、中が空洞のカラが7個も見つかった。
タニシは、金太郎の食料になっていた。
考えてみたら、昔は「糸みみず」というものが金魚屋さんに普通に売られていたっけ。つまり、金魚は結構獰猛な肉食魚なのであった。金太郎としても、粉のエサばかりでなく、肉も食べたい、のだろう。