先日の新聞記事。

 

「1泊1万円未満のホテルはないかな~」などとホテル検索をしている私には、縁のないグレードだ。

 

 

1泊何十万円もするところにあえて泊まりたい人向けのホテル、って、どれほどゴージャスなんだろう。

渋谷東急百貨店跡地には、「中国資本」のホテル「ザ・ハウス・コレクティブ」ってのができるんですって、へえ・・・。

 

さて、昨今日本では「人手不足」が叫ばれている。ホテルのフロント業務とか、レストラン部門では、通常の新卒以外に、各種専門学校、料理人養成学校とかから人が採用されるケースが多いのでは、と想像するが、私が一番心配してしまうのは、清掃スタッフの確保である。「人手不足」を訴える側の言い分をよくよく聞いてみると、「安くてよく働いてくれる人」を欲している。人手不足だというなら、時給5000円とか出したっていいのでは、と思うが、雇用側は絶対そこまで払わない。清掃業務には敬意を払っていないのか、法定時給すれすれでも「雇ってやっている」みたいな感じなのだろうか。ほとんどが主婦のパートであろうと思う清掃スタッフ、ホテルがバンバン建ったら、マジで確保が大変になりそうだ。

蛇足だけど、私はホテルに泊まる際、排水口やバスルームにちらかった髪はせっせと集めてゴミ箱に入れる。あとも、極力、来た時に近い状態にして帰るのだが、アメリカ人旦那は「それはホテル側の仕事だ」と言って、私がそこまですることが不可解なようだ。

 

さてと、ホテル建設の話が出たついでに、英語ネタ。

「ライム」と聞くと、普通は、青くフレッシュなかんきつを思い浮かべるだろう。

 

 

先日、旦那と「採石場」(quarry)の話をしていた。アメリカのとある採石場で、「lime stone」を採石している、という話だ。

「ライムの石」なんて聞いたので、私は、きっと、薄緑色の、さわやかな香りのする貴重な石、宝石みたいな石、かと勝手にイメージを膨らませた。しかし、

「It's used to make asphalt and concrete」(アスファルトやコンクリートに使う)

と言うので、私は「?????」状態に。調べてみたら、「lime」には、かんきつのライムのほかに、「石灰」、もしくは形容詞で「石灰の」と言う意味があるではないか! つまり、「lime stone」とは、石灰岩のことなのだ。

 

同音異義語にもほどがある、と思った。