前にも書いたが、私は、働かなくても食べていける人って、あんまり好きではない。
働かないと、ご飯を食べられない、家族を養えない、という切迫感がない人は、どうしても好きになれない。貧乏人のひがみととられてもかまわない。黙っていても生活に困らない人は、下手に会社などに来てもらっても迷惑なので、ボランティア活動や、ビル・ゲイツのように慈善事業に専念したら良いと思う。報酬が無くてもOKという人を必要としている人や組織は、この世にいくらでもある。
 
さて、鳩ぽっぽである。このまま引退してもいいけど、今の時代、63歳といってもまだ余力があるので、我々が新たな身の振り方を考えてやったら、本人も辞めやすいのではないかと思う。余計なおせっかいかも知れないが、当人が「政治の世界から足を洗ったら(←なんちゅー表現だ)農業をやりたい」などと、ひどく不似合いなことを考えていることからもわかるとおり、この坊ちゃん、生まれつき、自分の適性をはかる能力に欠けているらしい。だから、我々で、客観的に考えてあげたほうが良いと思うのだ。
 
私は、以下の5つを思いついた。
 
1 漫才師
妻のミユキと「夫婦漫才」を組む。ネタは自虐系がベスト。
ユニット名は、ベタだが、The Loopies
ネタはこんな感じ。
 
ルーピー・ミユキ「あなた~、この間パリに行ったらね、すっごくすてきなダイヤモンドが、12億円で売っていたの。私、あれ、欲しいわ。買ってくださらない?」
ルーピー・ユキオ「わかった。じゃあまたママからすぐお金もらってくる」
ルーピー・ミユキ「また、って、あなた・・・」
ルーピー・ユキオ「あ、そうか。この前のは、もらったのを知らなかったことになっているんだったね」
 
2 プロレスラー
むろん、本格的に戦うわけではない。前座の「いじめられ役」、ルーピー鳩山としてデビューする。
スーツ姿のサラリーマンや乳母車を押した女性など、一般人に扮装した他の男女のレスラーたちが、
「この能無し!」
「マニフェストなんて嘘つきだらけ!」
「子供手当てなんて税金を無駄に使いやがって!」
「日米関係をどうしてくれる!」
などと叫び、次々にリング上のルーピー鳩山に襲いかかる。ルーピー鳩山は、
「ごめんなさい、ごめんなさい。でも、僕が悪いんじゃなくて、ぼくはある人のあやつり人形だったのです。だから何もできなかったのです。ママからもお金をもらっていました」
等と叫びながら、許しを請う。しかし、許してもらえず、めちゃくちゃに痛めつけられる。
案外、この前座の方が人気を得て、前座だけ見て満足して帰る客まで出るかも。
 
 
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3 宗教家
前から、政治家よりこっちの方がよほど適していると思っていた。「友愛教」の始祖にでもなったらどうだ。どうせ、信徒がゼロでも、食うには困らないのだし、じい様の遺言「友愛」「友愛」を唱えていれば、本人も多少は気が楽になるであろう。
 
4 俳優
「人妻を不倫の末に奪う男」という役柄がメイン。
 
5 韓国映画専門の映画館館長
おっと、訂正。館長はミユキである。ぽっぽは、来館者のために、焼きそばを売る仕事をする。
下は実際に焼きそばを焼いているぽっぽだが、味はどうだったのだろう?
 
他に何かお勧めがあれば教えてください。 桃実
 
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