机の引き出しを開けたら、新聞記事の切抜きがでてきた。

「偽メール」に関する謝罪文

武部勤氏の次男に3000万円を送金するよう指示したメールは全くの偽者であり、送金された事実は無く、メールの内容も全くの事実無根でした。
心よりお詫び申し上げます。

衆議院議員永田寿康及び民主党は、予算委員会や党首討論における質疑、または報道を通じて、あたかも3000万円がライブドアから武部勤氏の次男の金融機関の口座に送金され、ライブドアの資金が武部幹事長周辺に流れたと指摘しましたが、全くの事実無根の発言でありました。

武部勤氏の次男ならびに同氏が経営される会社関係者の皆様に対し、その名誉を著しく毀損したことを心からお詫び申し上げます。また、会社業務にも多大なご迷惑をおかけしましたことを衷心より陳謝いたします。

名誉毀損にかかる国会での発言部分は議事録の削除を申し出させていただきます。今後は国会議員の発言の影響力を十分に自覚し、事実関係を十分調査した上で国会の質疑等を行ってまいります。

2006年3月15日
民主党
衆議院議員 永田 寿康

これから3年半後、民主党が政権与党になるとは、誰も予想していなかったころの事件だ。
いまさら蒸し返して何になる、って言われそうだけど。
永田議員は、若かったから騙されたんだろうな。そのあと、無理もないが、精神を病んでしまい、2009年1月3日、飛び降り自殺をしてしまった。

民主党も、彼が自殺してくれるまで静観していたような気がする。

汚沢の3秘書だけでなく、与党になる前には、こういう人も犠牲になっていたんだな、と思って書いた次第。