北米、とりわけ、大都市に行くと、中国人が目に付く。
私が行ったサンフランシスコやロスアンゼルス、ニューヨークでも、そして、来月五輪が開催されるバンクーバーでも、とにかく中国人の多さには唖然とした。彼らは町中平気で漢字の看板をかけまくり、赤い門と中国スタイルの建築物を建てまくり、でかい声でよくしゃべる。シドニーにも中華街があったが、英語が通じなくて困った。ついでだが、シドニーの中華街で、シナ人夫婦の経営するイタリア料理店に入ってしまったが、そのイタリア料理たるや、パスタを中華鍋で炒めて中華っぽい味付けをするという、得体の知れないものだった。なお、私はNZには行ったことがないのだが、出張で行った人の話によると、
「もう、ウエリントン(首都)の町中を歩いていると、3~4人に一人は中国人でたまげるよ」
とのことだった。
国の人口が余っているせいか、まだ「一発当てて親戚一同呼び寄せる」という夢物語が根強いのか、とにかく中国人はよく移民する。世界で一番移民をしたがらない日本人にはまったく想像もつかない行動である。共産主義を嫌った人も多かったが、かの国は、ここ最近をのぞいて、歴史的に貧しいのである。だから、豊かになれるのだったら、国籍なんてどこへでも変わってしまうのである。
移民先は、当然、出生地主義の国がメインだ。昔からの流儀では、刃物ひとつで開業できる「床屋」「中華料理屋」「仕立て屋」などから始め、だんだん成功して来たら、本国から父ちゃん母ちゃん弟妹など一族を呼び寄せて生活する。外国に住んでいるのに、朝から晩まで中国語ばかり話している。私と夫は、北米の中華街で、ワゴンサービスの点心を食べるのが好きなのだが、ワゴンを押しているお姉ちゃんには、「お粥」を食べたかったとき、英語でオーダーしてもさっぱり通じず、しまいにゃ、私が紙に漢字と絵を書いて意思疎通したことがあった。ワゴンサービスにする理由のひとつは、英語が話せなくても、ワゴンに乗っている品物を指させば、会話で注文を取る必要がない、ということを改めて悟った。豊かになった層が増えた今では、子供を米国の大学に留学させ、そのまま居住されている例が多いだろう。
とにかく、中華街では、こんなに、中国にいるのと変わらない生活をしているのに、子どもが生まれると、「立派な米国人、カナダ人」なもので、必ずRobertだのLucyだのという英語名をつける(似合わんだろ)。アメリカに帰化した私の元・日本人の友人から聞いた話だが、彼女の知り合いの中国系2世、Carolなんとか嬢は、両親が彼女の名前を「キャオ、キャオ」としか発音できないのだという。発音もできない名前を子供につけるなんて、笑止千万だこと。が、しかし、出生地主義の国だから、こてこての中国人夫婦は立派な「Robert/Lucyの親」で、アメリカだと、その子が21歳になったら、親にグリーンカードの取得権が生じる。
こんなふうに、中国人が大量に移民すると、その国のよき文化はかなり破壊されると思って間違いはない。
ネットで拾った限りでも、「中国人の痰吐き、ポイ捨て、無断広告に迷惑」「チャイナタウンは迷惑な街 原因は中国移民がなかなか現地に同化しない」
などという記事を容易に拾うことができる。
「海外脱出 中国人がカナダで大暴走」
http://blog.goo.ne.jp/publicult/e/f4f0b0377e00cecb18f2d101716c8e20
なんて面白い記事もあるので、一読を勧める。
北京オリンピックの開催にあたり、やっとこさっとこ「バス停では並ぶように」「道端で喧嘩をしない」「道でタンを吐かない」「立小便をしない」「人の年齢や収入を聞かない」などという公衆マナーが教えられた程度の民度である。
移民先には同化しようとせず、あくまで中国スタイルを貫くが、しかし、国籍を持っていると、追放できない。私は日本に住みながら、彼らのそんな迷惑をこうむりたくないのだが、しかし、それでも鳩ぽっぽは「友愛」などとノー天気なことを言うのであろうな。「友愛」で移民のトラブルがなくなる国があったら教えていただきたいものだ。民度の低い国からの移民にそんなきれいごとを言っても通用しないのは、ぽっぽにはいくら言ってもわからないだろう。60過ぎて、幼稚な男だ。
経済協力開発機構(OECD)が発表した2008年版「移民アウトルック」によると、2006年にOECD加盟国(日本、韓国、欧米の先進工業国30カ国)に流入した移民は、中国出身が最も多く、47万3000人と全体の1割を超えた。移民の総数は442万1000人だった。日本の場合、2008年末では、日本の総人口に占める外国人は1.74%となり、そのうち最も多いのが、3割を占める中国人である。何時の間にこんなに増えたのであろう。
しかし、中国籍にこだわりのない中国人は、本当によく世界中に移民するものだ。(この話続く)
私が行ったサンフランシスコやロスアンゼルス、ニューヨークでも、そして、来月五輪が開催されるバンクーバーでも、とにかく中国人の多さには唖然とした。彼らは町中平気で漢字の看板をかけまくり、赤い門と中国スタイルの建築物を建てまくり、でかい声でよくしゃべる。シドニーにも中華街があったが、英語が通じなくて困った。ついでだが、シドニーの中華街で、シナ人夫婦の経営するイタリア料理店に入ってしまったが、そのイタリア料理たるや、パスタを中華鍋で炒めて中華っぽい味付けをするという、得体の知れないものだった。なお、私はNZには行ったことがないのだが、出張で行った人の話によると、
「もう、ウエリントン(首都)の町中を歩いていると、3~4人に一人は中国人でたまげるよ」
とのことだった。
国の人口が余っているせいか、まだ「一発当てて親戚一同呼び寄せる」という夢物語が根強いのか、とにかく中国人はよく移民する。世界で一番移民をしたがらない日本人にはまったく想像もつかない行動である。共産主義を嫌った人も多かったが、かの国は、ここ最近をのぞいて、歴史的に貧しいのである。だから、豊かになれるのだったら、国籍なんてどこへでも変わってしまうのである。
移民先は、当然、出生地主義の国がメインだ。昔からの流儀では、刃物ひとつで開業できる「床屋」「中華料理屋」「仕立て屋」などから始め、だんだん成功して来たら、本国から父ちゃん母ちゃん弟妹など一族を呼び寄せて生活する。外国に住んでいるのに、朝から晩まで中国語ばかり話している。私と夫は、北米の中華街で、ワゴンサービスの点心を食べるのが好きなのだが、ワゴンを押しているお姉ちゃんには、「お粥」を食べたかったとき、英語でオーダーしてもさっぱり通じず、しまいにゃ、私が紙に漢字と絵を書いて意思疎通したことがあった。ワゴンサービスにする理由のひとつは、英語が話せなくても、ワゴンに乗っている品物を指させば、会話で注文を取る必要がない、ということを改めて悟った。豊かになった層が増えた今では、子供を米国の大学に留学させ、そのまま居住されている例が多いだろう。
とにかく、中華街では、こんなに、中国にいるのと変わらない生活をしているのに、子どもが生まれると、「立派な米国人、カナダ人」なもので、必ずRobertだのLucyだのという英語名をつける(似合わんだろ)。アメリカに帰化した私の元・日本人の友人から聞いた話だが、彼女の知り合いの中国系2世、Carolなんとか嬢は、両親が彼女の名前を「キャオ、キャオ」としか発音できないのだという。発音もできない名前を子供につけるなんて、笑止千万だこと。が、しかし、出生地主義の国だから、こてこての中国人夫婦は立派な「Robert/Lucyの親」で、アメリカだと、その子が21歳になったら、親にグリーンカードの取得権が生じる。
こんなふうに、中国人が大量に移民すると、その国のよき文化はかなり破壊されると思って間違いはない。
ネットで拾った限りでも、「中国人の痰吐き、ポイ捨て、無断広告に迷惑」「チャイナタウンは迷惑な街 原因は中国移民がなかなか現地に同化しない」
などという記事を容易に拾うことができる。
「海外脱出 中国人がカナダで大暴走」
http://blog.goo.ne.jp/publicult/e/f4f0b0377e00cecb18f2d101716c8e20
なんて面白い記事もあるので、一読を勧める。
北京オリンピックの開催にあたり、やっとこさっとこ「バス停では並ぶように」「道端で喧嘩をしない」「道でタンを吐かない」「立小便をしない」「人の年齢や収入を聞かない」などという公衆マナーが教えられた程度の民度である。
移民先には同化しようとせず、あくまで中国スタイルを貫くが、しかし、国籍を持っていると、追放できない。私は日本に住みながら、彼らのそんな迷惑をこうむりたくないのだが、しかし、それでも鳩ぽっぽは「友愛」などとノー天気なことを言うのであろうな。「友愛」で移民のトラブルがなくなる国があったら教えていただきたいものだ。民度の低い国からの移民にそんなきれいごとを言っても通用しないのは、ぽっぽにはいくら言ってもわからないだろう。60過ぎて、幼稚な男だ。
経済協力開発機構(OECD)が発表した2008年版「移民アウトルック」によると、2006年にOECD加盟国(日本、韓国、欧米の先進工業国30カ国)に流入した移民は、中国出身が最も多く、47万3000人と全体の1割を超えた。移民の総数は442万1000人だった。日本の場合、2008年末では、日本の総人口に占める外国人は1.74%となり、そのうち最も多いのが、3割を占める中国人である。何時の間にこんなに増えたのであろう。
しかし、中国籍にこだわりのない中国人は、本当によく世界中に移民するものだ。(この話続く)