あるビルのガラスケースに張り出されていた今朝の毎日新聞の三面を読んで、むかついた。朝日もそうだが、毎日もこういう記事を書くのが大好きだ。
京都市在住の84歳の老人が、生活保護の老齢加算の復活を求めて、近々国を提訴するという。 若いころは工事の仕事をしていたそうだが。身よりもなく、年金もかけていなかった。 「国は、最低限の生活をしている者らの気持ちを考えて欲しい」 という。風呂の水を取り換えるのも4日に1度にし、小銭をためてたまに喫茶店に行ってコーヒーを飲むのが楽しみだそうだ。 70歳になると生活保護費に上乗せされていた老齢加算年金の付与は、国の裁量であるため、削っても、違法ではないとして、原告敗訴の判決が既に他府県の地裁で出ている。 「そういう裁判官は、わしらのようなぎりぎりの生活をしている者の気持ちがわからんのだろうな」 と言う。 復活を求めてビラ配りをしていたら、通りかかった人に、 「生活保護をもらっているくせにぜいたく言うな」 と声をかけられてしまった、という。耳の遠いこのおじいさんにとっては、「予想外の傷つく言葉だった」という。 「しかし、この人は、生活保護の受給資格に該当しない、ぎりぎりの収入をもらっているんだろう。そういう人たちの生活をよくするためにも、国を訴えることにした」 と言い、近々、京都地方裁判所に訴えを起こすことにした、という。
ここまで読んで腹が立たない人がいたら、私はもっと腹を立てるぞ。
身よりもないなら、若いうちから貯金に励み、年金を積み、老後に困らない程度にせっせと準備しておくべきだ。事実、国民の過半はそのようにしている。私も年を取ったら子なしの婆さんになるので、今から貯蓄に励んでいる。しかし、この生活保護をもらい慣れた爺さんは、「もらえるのが当たり前。国は出すのが当然」という思いこみ以外、全く持っていないようだ。身寄りのない自分が貯金や保険を持って来なかった落ち度も、無年金のまま放置していた落ち度も完全に棚に上げ、すべて国が悪い、国が養ってくれて当然、という主張である。納税者に感謝するどころか、取れていたカネは、理由のいかんを問わず、1円でも減らしてはならないと思っているらしい。そもそも、何故70歳を過ぎたら加算がされるのか、69歳の生活から急に支出が増えるのか、さっぱりわからない。
身よりもないなら、若いうちから貯金に励み、年金を積み、老後に困らない程度にせっせと準備しておくべきだ。事実、国民の過半はそのようにしている。私も年を取ったら子なしの婆さんになるので、今から貯蓄に励んでいる。しかし、この生活保護をもらい慣れた爺さんは、「もらえるのが当たり前。国は出すのが当然」という思いこみ以外、全く持っていないようだ。身寄りのない自分が貯金や保険を持って来なかった落ち度も、無年金のまま放置していた落ち度も完全に棚に上げ、すべて国が悪い、国が養ってくれて当然、という主張である。納税者に感謝するどころか、取れていたカネは、理由のいかんを問わず、1円でも減らしてはならないと思っているらしい。そもそも、何故70歳を過ぎたら加算がされるのか、69歳の生活から急に支出が増えるのか、さっぱりわからない。
そして、こんな口調で一方的に国に非があるかのように書きたて、爺さんの落ち度には全く触れない毎日新聞が大嫌いである。販売部数が極端に少ないのに潰れない理由がわからないが、毎日は、朝日とともに、1日も早く消え去って欲しいものだ。権利ばかり主張する前に、近隣の農業や林業の村に移住していただき、軽作業でいいから少しでも働いてもらったらどうだ。喫茶店に行く元気があるなら大丈夫だ。働くと健康になるし。
共産党員が多いだけに、こんなカネにもならない裁判を担当してやる赤弁護士がいくらでもいるのが、また京都らしい。「貧者の1票」を得るためなのが見え透いているけどね。