11日(木)に行われた宮内庁の発表によると、天皇陛下は、雅子さまの適応障害に関しても「皇室そのものがストレスであり、ご病気の原因ではないか」などの論調があることに深く傷つかれた、との説明だった。つまり、報道側に非を向けている。
この論調に首をひねったのは私だけではあるまい。そもそも、「皇室そのものがストレスの原因」と診断したのは、東宮妃の医師である。東宮妃は公人中の公人であるからして、国民には、当然に、正しい診断結果を公表しなければならない。それがあいにく、両陛下を落胆される内容であっても、事実は事実である。だから、報道自体にはなんらの責任もない。問題は、東宮妃の存在そのものである。
これまで、外部から皇室に嫁いで、これほどまでに皇室になじめずにいる妃は、後にも先にも東宮妃一人である。別に「ハーバード大卒」でも「キャリアウーマン」でなくとも、ごく普通の家のお嬢様だった紀子妃は、嫁いでから、出産を含め、きちんと皇室妃としての責務を果たされている。嫁いでしばらくの重圧は大変なものだったと思うが、「適応障害」になったという話は聞かない。かたや、東宮妃は、適応障害と発表されてから5年もたつのに、「ご病状は着実に快復されている」という宮内庁の答弁はすっかり聞き古されてしまったにもかかわらず、いまだ「ご体調に波が」あり、公務もドタキャンされるような状況が続く。ところが、私的なお出かけになると妙にお元気になるので、国民は、はっきり言って、東宮妃に信頼を寄せられないのである。これならば、きちんとした家庭をいとなみ、後継の男児をお持ちの秋篠宮家に次期皇位を継がせたほうがよほど安心だ。ついでに言わせていただくと、今の東宮では、あまりにお背が低すぎて、海外に出ると、周囲に埋もれてしまうので、見ていて辛い。秋篠宮殿下なら、その点の心配もない。
廃太子という制度は、皇室典範第3条を読む限り、不可能ではなさそうだが、実際の運用はまず不可能に近そうだから、妃の病気を理由に、東宮本人からの申し出という形にして決着するのが最も無難であろう。
今日の新聞を読んだら、東宮夫妻が、上記の声明を出された天皇陛下に対し、「謝意を示された」との記事が出ていた。私はてっきり、「謝罪の意」かと思ったが、よくよく読むと、「感謝の意」を示された、という内容だった。50歳近い、本当なら働き盛りの夫婦が、70も半ばになる両親に多大な負担をかけっぱなしなことに「謝罪」をしたのだと思ったけれど、そうではなく、「そういう配慮を示してくださった陛下に感謝の意を表した」のだそうだ。いい年をなさって、どこまで甘えているのかと思う。こんな夫婦が次期天皇皇后では、両陛下もそれは心配でたまらないだろう。自分達そのものが両陛下の憂慮の最大の原因であることを、お二人は理解されているのだろうか。
東宮も、「全力でお守りします」とプロポーズなさったのが裏目に出たのか、はたまた本来のご自身のご性格なのか、妃のなさることにただただ黙っているのが優しさだと、はき違えておられるように見える。私ども国民は「ひきこもり皇后」など見たくない。両陛下もあと何十年もご存命ではないというのに、彼ら、特に、東宮の自覚の薄さたるや、どういうことなのだろう。
東宮夫妻が、夫婦として自然でないと思う瞬間を度々見てきたが、中でひとつ、東宮が十二指腸のポリープ手術を受けられたときのコメントがある。東宮は、退院後のインタビューで「マサコが毎日見舞いに来てくれて嬉しかった」と述べられたが、この言葉には、うすら寒さすら感じた。夫婦だったら見舞いに行くのは当たり前だし、ましてや、妃は公務をしていないのだから、時間はたっぷりある。それなのに、50歳近い男が、わざわざマスコミにむけて、「妻が見舞いに来てくれて嬉しかった」などと言うだろうか。東宮の場合は、妃に「言わされている」か、「そう口に出して言わなければならない状況」にあると睨んだ。東宮は、口を開けばマサコ、アイコだが、両陛下のことと国民のことは、果たしてどのくらいお考えになっておられるのだろうか。
この論調に首をひねったのは私だけではあるまい。そもそも、「皇室そのものがストレスの原因」と診断したのは、東宮妃の医師である。東宮妃は公人中の公人であるからして、国民には、当然に、正しい診断結果を公表しなければならない。それがあいにく、両陛下を落胆される内容であっても、事実は事実である。だから、報道自体にはなんらの責任もない。問題は、東宮妃の存在そのものである。
これまで、外部から皇室に嫁いで、これほどまでに皇室になじめずにいる妃は、後にも先にも東宮妃一人である。別に「ハーバード大卒」でも「キャリアウーマン」でなくとも、ごく普通の家のお嬢様だった紀子妃は、嫁いでから、出産を含め、きちんと皇室妃としての責務を果たされている。嫁いでしばらくの重圧は大変なものだったと思うが、「適応障害」になったという話は聞かない。かたや、東宮妃は、適応障害と発表されてから5年もたつのに、「ご病状は着実に快復されている」という宮内庁の答弁はすっかり聞き古されてしまったにもかかわらず、いまだ「ご体調に波が」あり、公務もドタキャンされるような状況が続く。ところが、私的なお出かけになると妙にお元気になるので、国民は、はっきり言って、東宮妃に信頼を寄せられないのである。これならば、きちんとした家庭をいとなみ、後継の男児をお持ちの秋篠宮家に次期皇位を継がせたほうがよほど安心だ。ついでに言わせていただくと、今の東宮では、あまりにお背が低すぎて、海外に出ると、周囲に埋もれてしまうので、見ていて辛い。秋篠宮殿下なら、その点の心配もない。
廃太子という制度は、皇室典範第3条を読む限り、不可能ではなさそうだが、実際の運用はまず不可能に近そうだから、妃の病気を理由に、東宮本人からの申し出という形にして決着するのが最も無難であろう。
今日の新聞を読んだら、東宮夫妻が、上記の声明を出された天皇陛下に対し、「謝意を示された」との記事が出ていた。私はてっきり、「謝罪の意」かと思ったが、よくよく読むと、「感謝の意」を示された、という内容だった。50歳近い、本当なら働き盛りの夫婦が、70も半ばになる両親に多大な負担をかけっぱなしなことに「謝罪」をしたのだと思ったけれど、そうではなく、「そういう配慮を示してくださった陛下に感謝の意を表した」のだそうだ。いい年をなさって、どこまで甘えているのかと思う。こんな夫婦が次期天皇皇后では、両陛下もそれは心配でたまらないだろう。自分達そのものが両陛下の憂慮の最大の原因であることを、お二人は理解されているのだろうか。
東宮も、「全力でお守りします」とプロポーズなさったのが裏目に出たのか、はたまた本来のご自身のご性格なのか、妃のなさることにただただ黙っているのが優しさだと、はき違えておられるように見える。私ども国民は「ひきこもり皇后」など見たくない。両陛下もあと何十年もご存命ではないというのに、彼ら、特に、東宮の自覚の薄さたるや、どういうことなのだろう。
東宮夫妻が、夫婦として自然でないと思う瞬間を度々見てきたが、中でひとつ、東宮が十二指腸のポリープ手術を受けられたときのコメントがある。東宮は、退院後のインタビューで「マサコが毎日見舞いに来てくれて嬉しかった」と述べられたが、この言葉には、うすら寒さすら感じた。夫婦だったら見舞いに行くのは当たり前だし、ましてや、妃は公務をしていないのだから、時間はたっぷりある。それなのに、50歳近い男が、わざわざマスコミにむけて、「妻が見舞いに来てくれて嬉しかった」などと言うだろうか。東宮の場合は、妃に「言わされている」か、「そう口に出して言わなければならない状況」にあると睨んだ。東宮は、口を開けばマサコ、アイコだが、両陛下のことと国民のことは、果たしてどのくらいお考えになっておられるのだろうか。