物騒な事件が続く昨今に、こんな記事を載せるのも文字通り「はばかられる」のだけど・・・・

トイレメーカーTOTOの八王子ショウルームで、「世界のトイレ博物館」という展示をやっている、という情報を聞いたので、15日(土)に行ってみた。


ショウルームの外観。京王線の南大沢駅から程近い。

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中に入ったら、展示室は2階だとのこと。2階に上がると、こんなたて看板が。
この瞬間、「あれ、なんか、しょぼそう」と予感。
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とにかく中に入ってみると、

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え?これだけ?これで「世界の」トイレ博?

左側手前は、「世界のトイレの標識」をあれこれ紹介する写真。
左側に便器が3台並んでいるが、いずれもTOTO製のもので、中国、タイ、マレーシアで使用されている最高級便器だとか。コニシキでもゆうゆう座れるくらい、便座の面積が広かった。

なお、東南アジアでは、いまだに「しゃがみ式」の便器が広く使われているといい、代表的なものが一つ、左側のつき当たりに展示されていた。そういえば、夫の両親が初めて日本に来たとき、「日本のトイレは、スクワットしなければいけないんだろう?」と、とーっても恐ろしがっていたのを思い出した。

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右側奥にあったのは、武田信玄の「京間6畳」の厠を再現したもの。
京畳は普通の畳よりもっと大きいから、「京間6畳」だと、本物はこれよりもずーっと広いはず。
信玄は、アイデアマンだったらしく、用を足したあとは、風呂の残り湯をかけて流したそうで、いわば「水洗トイレの元祖」だったようだ。

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展示してある「世界のトイレ」の類がこれで終わってしまった。
右側の、トイレットペーパーの展示の方が、まだ興味を持てたかな。

ドイツのペーパー。カラフルでデザインも豊富。
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シンガポールのぺーパー。ハートが可愛い。これ、欲しいなあ。
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イギリスには、「数独」(ナンバープレイス)を印刷したペーパーがあって笑える。朝、用を足しながら、問題に没頭していたら、遅刻してしまいそうだ。

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そして、なんといっても驚いたのが、ポルトガルのまっ黒なトイレットペーパー!
夫は「Impractical!(使いものにならん!)」とコメントしていた。びろうな説明で恐縮だが、拭いた後、紙についたモノの色で、モノないし肛門部に関する健康情報を読み取っている方々には不適だ、ということで。

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出口付近に、こんな「ジョーズトイレ」が置いてあったけど、これは別に、「世界のトイレ」というわけではなく、ご愛嬌と言うか冗談で置いてあったに過ぎない。
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以上、桃実レポートでした。