先哲の気概に學ぶ~その110~ | nihon-reiwa001のブログ

nihon-reiwa001のブログ

令和という新しい時代を迎え、常に古くて新しい国・日本の世界における存在価値を再認識し、国や民族の壁を超えて、世界の平和と人類の繁栄を希求するためのブログです。世界中の「日本サポーター」の皆さん、宜しくお願いします。

上杉謙信鹽(塩)を甲斐に送る事(こと)「常山紀談より」。

  武田信玄の領國(国)は甲信ニ州にして、いづれも海によらざれば、

鹽(塩)を自國(国)に取ること能は(あたわ)ずして、

遠く今川の領國(国)に仰ぐ(あおぐ)。

<解説>

(軍事)同盟を結んでいた今川氏真との関係を悪化。

今川氏真は甲斐国に対する、塩の供給を停止する。

塩は体調管理の必需品である。

供給を止められた武田信玄は、塩不足に悩まされることになる。

この事を知った上杉謙信は、今川氏真の行いを卑怯だと主張し、

武田信玄に以下の内容の手紙を送る。

(塩供給停止は)不勇不義の極みである。

私は貴公と争うのは弓矢であって、米や塩ではない。

今から塩を我が国へ取りに来てほしい。

塩をいくらでも望みのままに、お譲りしよう。

<English Translation>

Send salt to the enemy (敵に塩を送る)!

Don't use the relation to the conflict, 

when the competing opponent is suffering,

Even if your enemies are in trouble, you should support them!

今こそ学ぼう、不識庵謙信の精神

コロナ禍にあっても相互扶助して、悪疫退散!

みんなで歌おう「わかもの ま~ち」↓

フォローしてね!