【49枚目の賞状】水島新司さんへ「球漫バカ一代賞」を授与 | 日本表彰協会・公式ブログ

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この国には、もっと表彰されるべき人がたくさん居る!各界の凄い人たちに勝手に賞状を送らせて頂く世界初(?)の協会!人を褒める事の楽しさを発信し続ける団体です!

日本表彰協会共同会長の伊藤です
今回は漫画家水島新司先生
賞状を贈らせて頂きました

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『男どアホウ甲子園』
『ドカベン』
『野球狂の詩』
『あぶさん』
『大甲子園』
『ストッパー』
『一球さん』
『光の小次郎』 and more…


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50年以上の漫画家のキャリアの中で
数多くの伝説的人気野球漫画を生み出してきた
野球漫画界の生ける伝説水島新司先生

僕が初めて水島先生の漫画に触れたのは
小学校の低学年の頃にさかのぼります
自分一人で床屋さんに行くようになった
少年時代の僕は散髪の順番を待つ間
床屋さんの棚に並んだ漫画の中から
なにげなく『ドカベン』を手に取ると
その迫力あふれる画風と個性あふれる
キャラクターの数々に一瞬にして魅了され、
そこからは貪るように読み続けました!
髪を切りに行くというよりも
『ドカベン』を読みに行くという気持ちで
月に1回、ワクワクしながら
床屋さんに通ったのを今も覚えています

そんな個人的なノスタルジーはさておき
水島先生の話に戻りましょう
芸人の伊集院光さんの著書『球漫』では
水島先生との対談企画が行なわれているのですが
そこには驚くべき発言が載っています!
(※『球漫』は野球漫画ファン必読の名著!)

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※以下引用
水島―でもある時、本当に良い画が描ける時があるんです、打った瞬間とかのね。で考える、「これは外野フライじゃないな!」
(一同爆笑)
水島―それでね、打球をスタンドに入れるわけ。そうすると同点になっちゃう。
伊集院―「入ったぁ!」って?自分が描いてるのに?その世界では水島さんが神様なのに(笑)。
水島―それからまた試合展開を考え直すわけですよ。ほんとにそういう画が、描ける時があるんですよ。(スウィングの手振り付きで)腰が入ってねぇ、こう。

※引用終わり


なんということでしょう~!
おおまかな展開は考えていても
描けた画の出来によって試合の展開を
変えてしまうという衝撃の事実!

水島先生本人ですら試合の結果が
わからないんだから読者がわかるはずない!

そりゃあ面白いわけです!

当然のことながら、
こんな常識はずれの漫画づくりは
並大抵のパワーで務まるものではありません
しかも、それを数十年に渡って
ずっと行ない続けてきたというのは
まさに伝説的偉業といえるのではないでしょうか!

そんな偉業を生んだパワーの源となっているのは
ズバリ水島先生の野球への愛情
深いにもほどがあるその野球愛を
常に心に燃やし続けてきたからこそ
男・水島新司は今もなお
野球漫画界の神として君臨し続ける
のです!

そこで、今回はそんな水島先生の
偏執的ともいえるほどの深い野球愛と
これまでに生み出してきた数々の作品への
敬愛とリスペクトの気持ち
を込めて
「球漫バカ一代賞」
贈らせていただいた次第です

水島先生!
これからも野球愛がビンビン溢れる球漫で
我々野球ファンをワクワクさせ続けてください!