● 比財が効かないかたち
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
よく四柱推命で身旺が良くて身弱は良くないと言う方がいますが、これは生き方の話です。
生き方というのは、自分の選択や決断といったものの積み重ねのことですから、より良く生きるための指針を示せるという点で、四柱推命という占いは非常に有効なものだと思います。
さて、〈より良く生きる〉ということは、何も何も出世したり、お金持ちになったり、有名になったり、愛する人が出来たりといった、プラス面からの話ではないこともあります。
マイナスを止めるということも大切な場合があります。
例えば、己日の身弱月に生まれて、月干に戊の刧財があるのは頼りになって良いように見えます。
しかし、命式の中に金の食傷があれば、戊は土生金で崩れてしまいます。
崩れるタイミングというのも気にしなくてはいけませんが、例えば大運で金星が巡るとき何かは注意しなければいけません。
日干が通根する運だとしても、庚午や辛巳、辛未のような運であれば、崩れる危険性は残ります。
なので、こういう場合は印星(己日の場合は火星)を使って金を潰して土を強めていく(火剋金、火生土)ことが必要になります。
何でこんな話をしてるかというと、声優のTARAKOさんがこのかたちの命式だったので。
私も子どもの頃は特によくちびまる子ちゃんを見ていましたし、大人になってからもたまに見ていました。
サザエさんと同じように、ずっと変わらない安心感を日曜日にもらっていた声なのだなぁとしみじみ。
慎んで、ご冥福をお祈りいたします。
運命学実践家・易者 武部泰莞
● 鑑定の御案内
対面鑑定、通信鑑定(電話、Zoom、Line)を承っております。
その他、詳細は以下の画像から。
● 占術教室の御案内
現在、イーチンタロット講座、周易講座、九星術講座(含む九星気学講座)、四柱推命初級講座を開講しております。
詳細は、以下の画像から。
● Facebookページ

