● 四柱推命の鑑定で生時不明の場合
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
四柱推命の「四柱」というのは、生まれた年、月、日、時間のことです。
つまり、生年月日と生まれた時間を干支に変換して運勢を読んでいくもので、それぞれ年柱、月柱、日柱、時柱と呼ばれたりもします。
さて、昨日の配信ではある著名人を取り上げたのですが、生時不明ではありましたが、年月日の三柱だけを出してみると、生まれた時間によっては外格(特殊な命式)になる可能性のあるものでした。
その外格になる時間は、この時間とこの時間……という風にお話ししたのですが、外からでも分かる本人の性格や運勢から、その方は外格ではないと判断することが出来ました。
(外格には、特殊な性格的傾向や運勢的傾向があるので)
また、内格(普通命式)として見ていく方が大運と運勢の流れが一致していましたから、そこから用神を定めてお話しをしていました。
おそらく途中から見られたのでしょうが、「三柱だけで格が出せるのか?」という質問がありました。
外格の話として答えるなら、上記のような理由からある程度推理していくことが出来ます。
内格であれば、現在の泰山流では内格を取って云々はしませんから、また別のやり方で生時を推理し鑑定していきます。
つむじの位置や寝相で判断出来るなんて話も昔聞きましたが、生時が分かっている私自身や家族、恋人、友人等々の実例から、そういうのは採用していません。
O-リングテストで分かるなんていう者もいますが、馬鹿げたことなので軽蔑しています。
(四柱推命もキネシオロジーも何も分かってないからそういうことが出来るんでしょう)
また、生時不明の場合は、四柱よりも更に推理を重ねることになりますから、昨日例に挙げた方のように時柱による違いが分かりやすい命式であれば判断もしやすいのですが、命式によっては差異が小さい場合もあります。
そういうときこそ、鑑定家の腕の違いというのが表れると思います。
ナマクラにならないように、腕を磨き続けなければいけないと言っているのは、そういう理由もあります。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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