● 年運を読むヒントとして
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
占術上、己亥の年になったわけですが、それで色々な占い師が色々なことを書いているようです。
ただ、やはり用神と悪神を見分けて鑑定するというのは未だに少ないのだなと。
傷官の絶だの食神の胎だので鑑定するのがさも当然のように書かれているものが多いのですが、この鑑定法による問題点に気づかないというのは四柱推命の鑑定家としての……いや、そもそも運勢鑑定家としての適性を大いに欠くものであると言わざるを得ません。
そのような鑑定法であれば、確かに数ヶ月もあればマスター(というか暗記)出来るでしょうが、「四柱推命は当たらない」という誤った認識を広めるだけですから、僕としては迷惑な話です。
(正直、憤りを感じます)
さて、下を向いて話をしてもつまらないですから、年運を読むヒントを少し書いてみたいと思います。
当然ですが、四柱推命で鑑定をするには、用神をまず知らなければいけません。
その上で、年運がどう用神に働きかけるかを見なければいけません。
例えば、甲を用神とする命であれば、己の年は甲と干合します。
甲は己に干合されて、その働きを止めてしまいますから、甲を用神とする人にとって、今年己亥の年はあまり良い年であるとは言えません。
また、例えば癸を用神とする命であれば、癸は小さな水ですから、己の小さな土でも水は汚されてしまいますし、潰されてしまいます。
ですから、癸を用神とする人にとって、今年己亥の年は良い年とは言えません。
勿論、用神以外にも、直接日干にどのように働きかけるかも見なければなりません。
書いたことは少しですが、実践されている方には得るところの大きいものだと思います。
(僕自身もこういう研究をしてきましたから)
傷官の絶や食神の胎のような中身のないもので人の運勢を推し量ることなど出来ません。
陰陽五行の理は、そんな風に命式に無理やり歪にくっつけなければいけないものではありませんので。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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