● イーチンタロットはどこまで教えるべきなのか
大阪の易者 武部泰莞です、こんにちは。
「どうも最近、(誰もいないのに)人の気配がしたりする」ということで相談をされました。
イーチンタロットを持ってらっしゃる方なので、とりあえず一枚引いてもらったところ、山雷頤のカードが出ました。
易経で頤のところを見てみると、
頤。貞吉。観頤、自求口実。
(頤。貞にして吉。頤を観るに、自ら口実を求める。)
彖曰、頤貞吉、養正則吉也。観頤、観其所養也。自求口実、観其自養也。天地養萬物、聖人養賢、以及萬民。頤之時大矣哉。
(彖に曰く、頤貞吉とは、正に養えば則ち吉なり。観頤とは、其の養うところを観るなり。自求口実とは、其の自ら養うを観るなり。天地は萬物を養いて、聖人は賢を養い、以て萬民に及ぼす。頤の時大いなるかな。)
象曰、山下有雷、頤。君子以慎言語、節飲食。
(象に曰く、山下に雷有るは、頤なり。君子は以て言語を慎み、飲食を節す。)
とあります。
つまり、穏やかであれば問題ないですよ、ということなのですから、現状穏やかではないということです。
(知人から漢文のところが読めないし分からないとお叱りを受けたので、少しは解説をしてみました 笑)
では、どのように穏やかではないのか、卦をよく見てみます。
まず、山雷頤は上が艮で下が震です。
そもそもこの卦は、艮は止まるで震は動くという意味があり、下の震が動いて上で止まっている艮に当るという様子から、あご(頤)と名付けられたものです。
間に何も挟まるものはありませんから、下あごが動いてガチガチと噛んでいる状態です。
つまり、下の震の気と上の艮の気がぶつかり合って、実は非常に危ない状態を示しています。
また、頤は離の似卦でもありますから、何か神仏事が関わっている可能性もあるなと考えました。
ですから、その過敏に感じてしまっている原因として、
① 何かそれまでになかったものを取り入れたところ、ご自身の気や守護と合わない
② 噛むべきものを取り払ってしまったために、おさまる所におさまっていない
という二つのことを挙げてみました。
神仏事としては、年末から新年にかけて、いつもの神社で正式な参拝をされたと言われていました。
そして、新しいこととして、ご自身のサロンで講師の出来る人を呼んで一緒にイベントをするということでした。
対面ではなかったので、人相というか、発してるものが分かりませんでしたから、とりあえず九星盤を立てると、土にまみれておられたので、神経質になられているというのがまず分かりました。
そして、十二支を見て「Aの方位(五黄殺が紐付いていた)でBの方位(日破)を犯した感じ」という印象を持ったところ、講師の方がAの方位に住んでいる人で、氏神さんはBの方位にあると言われました。
なるほどな、と。
以前、この方にはお守りとして氏神さんのお砂を取ってもらっていたので、その守りの気と反発しているのだな、と。
ご自身のサロンのことですから、地の利はありますから、わざわざその話を無しにする必要もなく、氏神さんの守りと反発するような人であるということを理解さえしておけば大丈夫ですよ、ということで、その鑑定は終わりました。
九星盤は具体的に何がということを出すためにヒントとして見たわけですが……イーチンタロットだけでもこうした気の反発というのは出てきます。
神仏にかかわっていることと見たのも、あながち間違いではなかったようですし。
また、震は東を示しますから、東の方からぶつかりに来ているものがあるとも取れたわけです、これは後付けの読みですが。
互卦を見れば坤なのですから、先導する人、または先導される人に問題ありというのも、頑張れば読めるでしょうね。
基本的に、僕がイーチンタロットはそこまで読まなくても良いだろうと考えていたのですが、最近は結構周易の読みをするようなものが出てきます。
そこまで教えていくべきなのか……悩むところです。
(必ず難しくなりますからね)
運命学実践家・易者 武部泰莞
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