己土卑濕,中正蓄藏。不愁木盛,不畏水狂。火少火晦,金多金光。若要物旺,宜助宜幇。
(己土は卑湿、中正蓄蔵なり。木盛んなるを愁えず、水狂なるを畏れず。火が少なければ火は晦く、金が多ければ金は光る。若し物が旺じるを要すれば、宜しく助け宜しく幇ける。)
原注:己土卑薄軟濕,乃戊土枝葉之地,亦主中正而能蓄藏萬物。柔土能生木,非木所能剋,故不愁木盛;土深而能納水,非水所能蕩,故不畏水狂。無根之火,不能生濕土,故火少而火反晦;濕土能潤金氣,故金多而金光彩,反清瑩可觀。此其無為而有為之妙用。若要萬物充盛長旺,惟土勢深固,又得火氣暖和方可。
(己土は卑薄軟湿、乃ち戊土は枝葉の地であり、亦た主に中正にして能く万物を蓄蔵する。柔土は能く木を生じ、木の能く剋す所にあらず、故に木盛んなるを愁えず。土深くして能く納水し、水は能く蕩く所にあらず、故に水狂を畏れず。無根の火は、湿土を生じること能はず、故に火少くして火は反って晦む。湿土は能く金気を潤す、故に金多くして金は光彩し、反って清瑩観るべし。此に其の無為にして有為の妙用あり。若し万物の充盛長旺を要するなら、惟だ土勢の深固をみて、又火気暖和の方を得るべし。)
木が盛んであれば衰弱するし、水か狂うほどの勢いを持っているなら非常に災いが多いと言えます。
ここでの木は甲木を言っているのでしょうから、干合する甲は己を剋し切ることは出来ないという意味で書かれているのだと考えられますが、これは妄論であると言えます。
干合については、その鑑定法を理解していない者が多すぎるので、このような滴天髄のおかしなところから切り取って来て秘伝と称する者もいますから、注意が必要です。
滴天髄は非常に参考になる所も多いのですが、だからと言って読んでいるだけでは実際の鑑定の役には立ちません。
また、戊を陽土とし、乾燥した土とするのに対し、己を陰土とし、湿潤の土とするというたとえがありますが、だからといって水が強すぎるのでは己は水に溶けてしまって様々な災いを起こします。(己土濁壬)
個人的な意見ですが、こういったことを元々知った上で滴天髄を読んだ方が良いのではないかと、最近では考えるようになりました。
運命学実践家・易者 武部泰莞
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