最善の生き方を選択した人 | 運命学の研究

運命学の研究

大阪(新大阪、石切等)でプロの易者として活動している武部泰莞のブログです。
運命学について書いています。
(アメンバー限定記事は、生徒さんと卒業生のみに公開しています)

よく、有名人の命式を解説している人を見かけます。



確かに自分の家族や友人の命式を解説するのでは、知らない人からするとその人物像が分からないので、有名人で解説するのは有効ではあると思います。



でも、有名人だからと言って、必ずしも恵まれた命式ではないという点を忘れてしまっているものがほとんどです。



ある有名なスポーツ選手の命式を見ている人が結構多いのですが、どう考えても色眼鏡で見ている鑑定結果を平気で書いているんですよね。

だから、星の良い働きをひたすら書きまくっている。

ひどいものになってくると、大運のサポートを一切無視して、元命式(年・月・日・時間のみを干支に変換したもの)だけで素晴らしい命式だ!なんて言っている。



そのスポーツ選手に、天賦の才能があったから成功したかのような語り。






実際、同業者の何人かに誰のものかを言わずにその命式を見せたところ、



「悪い命式だなぁ~人生に苦労多いな」



というような回答をする人ばかりでした。

先入観なく、ありのまま読むとそうなるんです。





四柱推命をはじめとする命占をやっていると、人間には自由意志、つまり環境の中で自分の道を決定する権利は自分にあるのだという大前提を無視しがちになってしまいます。

というのも、たいていの人がその命式のまま流されてしまったいるからです。

自ら道を開いていこうとする積極的選択を放棄し、周囲の環境に流され消極的選択(受動的選択)に甘んじることの方が、その瞬間瞬間は明らかに容易です。




このことを大きな視点で見れば、人生の責任を取ることを回避しようとしているということです。

よほど良い環境に恵まれていなければ思い通りの人生など歩めるはずがないのです。





先ほどのスポーツ選手の話の戻しましょう。



その人は、元命式は悪いのですが、20歳ぐらいまでの大運(10年ずつ人生を区切った見方。人生をステージごとに分けてテーマを決めるのに用いたりもします)のサポートはあります。

その時期に自分のテーマを決めて、必死で取り組んだ結果、今の地位を築かれました。

コーチか監督に「あいつほど努力する人間はいない」と言わしめるぐらいに。





その生き方を単なる英雄譚にして終わらせているのでは何もなりません。

その生き方の中に重要なヒントが隠されているということに気付かなけれいけないのでしょう。



よく成功哲学みたいな本がありますが、あんなものは長いだけで全部読むのは無意味です。

特にノウハウ部分は紙の無駄、資源の無駄、更には読むだけ時間の無駄です。

重要なのは、その人がどういう状況でどういう選択をしたことで道が開けたのかという部分だけです。


色々なものが溢れていますが、重要なのは自分で責任を持って選択し、決定する、これだけです。







分かっていても難しいことですけどね。