体幹部に対する要求 | 車派形意拳倶楽部(旺龍堂水戸支部)

車派形意拳倶楽部(旺龍堂水戸支部)

茨城県水戸市で中国武術、車派形意拳の練習会を運営しております。

文『趙玉祥』

翻訳『小幡良祐』

 

胸部要含而堤・・・胸部は内に含むようにして引き上げる。

背骨要互抜居中・・・背骨は真っ直ぐにして、抜背する。

両肋宜松而落(順呼吸時)・・・順呼吸時は、両肋骨を緩め落とす。

両肋宜開而拡(逆呼吸時)・・・逆呼吸時は、両肋骨を開き拡げる。

両肩胛骨在呼気時須向下沈、向前按等・・・両肩甲骨は呼気時において、下に沈め、前に押す。

腹部宜実、胸心部宜虚、上虚下実、水重火軽・・・腹部を充実させ、胸部は虚とする。上部が虚であり、下部が実である。水(腎)は重く、火(心)は軽い。

腰宜下塌(与堤胸互抜)・・・胸部を引き上げる事に連関させて、腰は下に向け、落とす。

腎宜后逼(指吸気時)・・・吸気時において、腎を後方へ推す。

尾閭宜中正・・・尾閭を中正に保つ。

尾閭宜内収・・・尾閭を内側に向け、収める。

裆部宜撑圓・・・股部を丸く張る。

二便呼気時宜放松、呼気時宜堤吸(逆呼吸時)・・・逆呼吸時においては、肛門は呼気時に自然に開いて、吸気時に閉めて引き上げる。