1.はじめに
早いもので2025年ももうすぐで一ヵ月が過ぎようとしております。時間は光の矢の如く過ぎ去っていきますが、一瞬一瞬を大切にしていきたいものですね。さて、本日は上位ミッションバトルフィールド「★勾玉の輝き」で入手可能な無の装備シリーズを赤魔道士の視点から評価してみようと思います。まだ無の面がとれておりませんが、取れたらこのように活用しようという前提でお話を展開できればと考えます。
2.「★勾玉の輝き」装備の評価
※)以下の装備の引用は「ff11用語辞典」様より)
i)無の面
①プロパティ
Alt Rare Ex
防138 HP+100 MP+70 STR+28 DEX+28
VIT+50 AGI+28 INT+28 MND+50 CHR+28
命中+50 魔命+50 回避+100 魔回避+100 魔防+8
ヘイスト+10% リジェネ+3 リフレシュ+1
リゲイン+2 被ダメージ-10%
Lv99~ All Jobs
<ItemLevel:119>
②評価
今回の目玉装備といってもよろしいでしょうか。ステータスの面からみると、HP、MPが高く能力のステータスも28~50と最前線で使える高さです。回避、魔回避も共に100もあり頼もしいですし、ソーティ以降注目を浴びるようになった魔防も8と赤が装備できる頭の部位としてはLTシャペル+3の魔防10についで高いです。
他にも装備ヘイスト10%、リジェネ、リフレ、リゲインとつき、持久性を高める性能が付与されています。また嬉しいことに被ダメージも10%カットできるのも嬉しいポイントです。
以上のことを踏まえますと、攻撃性能としてほしいSTP(得TPの増加効果)、複数攻撃、二刀流+(二刀流攻撃スピードアップ)、モクシャ(与TPの減少)などはないため、攻撃装備としてこの面を使用する場合は純粋にダメージを出すという運用ではなく、VITとMNDも高いことから敵の攻撃が危険で衰弱や倒れないことを第一に優先しないといけないような場面で使う時に良さそうです。また衰弱中に敵に近づかないといけない時、移動時にHP、MP、TP回復にも有用でしょうか。
具体的に使う場面としては、ジェールのNMと戦う時にNMが呼ぶお供を赤がマラソンする時に非常に心強い装備に見えますし、敵の攻撃を受けるリスクを抱えながら弱体魔法を安全に使用するのにも役立つように見えます。
ii)無の喉輪
①プロパティ
Alt Rare Ex
防30 HP+50 命中+50 飛命+50
魔命+50 被ダメージ-5%
Lv99~ All Jobs
②評価
蛹がこの装備で一番注目したのが飛命の高さです。この首装備のおかげで、アンバス武器で赤も装備でき核熱ウエポンスキルを使用できるウルルという弓装備で使えるエンピリアルアローを格上の相手にも当てられる可能性が一気に上昇するからです。この恩恵は、例えばエンピリアルアローを連携に組み込むことで、イオニック片手剣セクエンスで自然に究極連携の極光を作ることがより安定することを意味します。
魔命の高さも魅力的ですが、昨今の弱体魔法は弱体魔法の深度だけではなくて効果時間も重要な場面も増えてきておりますし、特に弱体魔法の頻繁なかけ直しがあまり望ましくない場面(弱体魔法への耐性がつくなど)ではデュエルトルク+2の弱体魔法効果時間+25%の方を優先したくなります。もちろん魔命不足でデュエルトルクでは弱体魔法が入りにくい場合は、弱体魔法の着弾装備としてこの首装備が第一位として候補にあがってくるでしょう。また被ダメージカット5%もあるので、ジェールのNagiのように恐ろしいダメージを受けるリスクを取りつつ攻撃参加のため近づいて弱体魔法を使わないといけない場面では特に輝くかもしれません。
iii)無の腰当
①プロパティ
Alt Rare Ex
命中+30 飛命+30 魔命+30 回避+30
魔回避+30 魔防+3 リジェネ+3
Lv99~ All Jobs
②評価
この装備は命中関連と回避関連が腰部位の中の装備として突出して高いことが特徴であると言えそうです。回避装備や弱体魔法の着弾装備にも有効そうに見えます。また蛹が得に注目したプロパティとして腰装備にも関わらずリジェネ+3もつくことが嬉しいです。よくエクスカリバーのアフターマスとリジェネ装備で盛ったリジェネIIによって3秒に67ぐらいHPを回復させて遊ぶことがあるのですが、この腰装備をすることで3秒に70回復することになり、強敵以外ではケアルをほとんど使用しなくてもよくなる点が心憎いプロパティの付与の仕方だと感謝いたしております。
また無の喉輪同様、赤弓装備としてトップの性能に躍り出ています。
iv)無の外装
①プロパティ
Alt Rare Ex
命中+50 飛命+50 魔命+50 回避+50
魔回避+50 ダブルアタック+7% ストアTP+7
Lv99~ All Jobs
②評価
アンバスマントが実装された時、どのようなマントを作るか心ときめき、赤のジョブマントも8つほど作成いたしました。ですがこのマントの登場によって、赤にそれほどアイテム欄を割きたくないプレイヤー様にとって、赤のアンバスマントの代用候補としてこのマントをみることができそうです。特にダブルアタックマント、STPマント、赤弓用のマント。この3枚を無の外装に一任することもができそうです。
また命中関係、回避関係も共に50もあり防御性能の面でもこれまでのアンバスマントで付与できる数値の上限を遥かに越えておりますので回避装備用の赤のアンバスマントもこの装備に収斂していくでしょう。ただ一点残念なのがアンバスマントでは被ダメージカットといった防御性能のプロパティもつけられるのですが、このマントにはそれが無い点です。このマントに被ダメカット系のプロパティを付与したら強くなりすぎると考えたのかはわかりませんが、この点が少し不満が残る方もいらっしゃるのではないかと思います。
このマントも赤でマラソンをする時や強敵に近接、遠隔、魔法を使いながら戦う時に有用なマントとして活用できそうですから攻守揃ったマントと評価できそうです。
3.総評
無の装備シリーズによって、赤魔道士はどのような可能性を手にしたのでしょうか?一言で言うなら、格上の敵に対して弱体魔法を入れる確率の上昇、物理回避と魔法や状態異常に対する耐性の上昇、近接および遠隔物理攻撃の命中の底上げを指摘することができます。
このような装備の実装によって過去の高難易度コンテンツの攻略の難易度が幾分か下がる可能性があります。例えばジェールのNMのNagiのようにサイレスが入るかどうかが命運を分けるような敵に対しては、無の装備シリーズによる魔命上昇は大変頼もしく見えるのではないでしょうか。
複数人のコンテンツでは、どちらかというと「縁の下の力持ち」の役割をすることが多い赤魔道士ですが、無の装備シリーズはこの役割をより確実に遂行することをサポートしてくれる装備群ではないでしょうか。
これからも難易度の高い敵が実装されていくとしたら、例えば無の面は盾ジョブにいいといった現在の評価に留まらず、様々な場面で無の装備の汎用性の高さと性能が再評価されて変わっていくのかもしれませんね。
「勾玉よ!その力を解き放て!」
追記
・絵を挿入。(2025年1月31日)