1.はじめに

 

 4月は新型感染ウィルスにかかってしまい、日常生活や仕事などに影響がでてしまいましたが、ようやく後遺症もなくなってききて一安心ついているところです。SNSで大勢の方達から暖かいメッセージを受けました。この場もかりてお礼をもうしあげます。ご心配していただきお心遣いに感謝いたします。


 さて今回の記事は、2024年5月10日(金)の20時から放送がありました「もぎたてヴァナディール」を拝見して感じたことをまとめていきたいと思います。

 

 

2.第68回もぎたてヴァナディールの感想

 

 番組冒頭、加藤英美里様が登場され2月に行われた朗読劇のお話がありました。あれからもう約3ヶ月もたつのかと思うと、時間の移ろいの目まぐるしさに焦ってしまいますが、YouTubeのコメント欄でも来場された方達の感想が述べられていて、大変素敵な振り返りの時間となりました。

 

 その後、アンバスケードのスケジュールのご紹介がございました。ずいぶん先の登場モンスターまで出ておりましたので、詳しく知りたい方は、第68回を見返されるとよろしいかと思います。

 

 その後、2024年以降の開発側が考えているあれこれのお話となりました。特に蛹が気になったものを箇条書きでまとめてみます。

 

①レベル99版のビシージ

 これは大勢のプレイヤー様が望んできましたが、難しいというお話を開発様がされておられました。実装はまだ確実ではないそうですが、できないか調整を始められているようです。レベル99版のビシージに問題がなければ119版のビシージも考えているとか。いずれにしましても、またアトルガンで大勢の「冒険者」の皆様と時には肩を並べ時には助け合いながら皇都を守る日が、また訪れるのかと思うと胸が高まりました。

 

②アークエンジェルの衣装

 外見専用装備なのか、それぞれに特別のプロパティがつくのかまではわかりませんでしたが、どうやらアークエンジェルの着ていた装備を「冒険者」も装備できるようになるようです。更に自分の種族のアークエンジェルの装備だけではなくて、他の4種族の装備も新規でグラフィックを作成しているようで、文字通り「クリスタルの戦士」となってヴァナディールを駆け巡る楽しみが生まれそうですね。

 

③ヴァナバウトとフェイスコーネリア

 前回のヴァナバウトの反省を受けて、大変やりやすい第二回ヴァナバウトが5月中旬から実施されるようです。毎日ログインできない方への配慮や、ヴァナバウトのクエストが自動的に受注できる仕組みなどずいぶん改善されているようです。また匿名で、いくらポイントを稼いだか申告して上位者がNPCを通じて見られるようになるそうで、熱心な「冒険者」様にはやりがいのある内容になりそうです。

 

 またヴァナバウトの到達目標が150%まで達成されると、フェイスのコーネリアが半年間もの間、全「冒険者」が利用できるようになるとか。フェイスのコーネリアはソロでは不足しがちな魔法枠のヘイストを補う大変強烈な支援効果を持っていますので、この恩恵は新規や復帰者はもちろんのこと現役の「冒険者」の方にもおよぶでしょう。この全体目標を達成したいと思われる方も前回より増えるのではないかと予想しています。

 

④コントローラーのコンフィグの更なる改良

 コントローラーのコンフィグは度重なる改良のおかげでゲームをプレイしながら調整できるようにまでなっていますが、更に細かくコントローラーに割り振れる項目が増えるかもしれないとのことです。蛹が注目したのが「F8」キーという周囲の物や人をすぐさまターゲットできるキーボードの操作までもコントローラーに組みこめれるかもしれないというお話でした。混戦時などに大変便利になるのではないかと想像いたします。

 

⑤種族・性別・サイズの変更

 これが一番驚きました。無料でできるか有料になるかまでは現時点ではわからないそうですが、最初にきめた種族、性別、キャラクターのサイズなどが変更できるようにするのが今の時代の要望であることを藤戸様が仰られておりました。これが実現すると、復帰者の方が外見を変えて復帰され、ヴァナディールに再び熱い活気が戻ってきたら素敵だなと感じました。

 

 

3.まとめ

 

 まだいくつも調整するお話が放送ではありましたが、藤戸様を筆頭に開発様が「ただ強くなる」という縦のベクトルだけではなく、「より遊びやすくなる」「過去のコンテンツへの見直し」などといった横のベクトルのコンテンツの調整に重点を置き始めていることが嬉しかったです。もちろん、更に強くなりたいというゲーム性から生まれる欲求をお持ちのプレイヤー様もおられることは昨日の放送のコメント欄からも確認できました。

 

 一方で、これまでタブーとされてきたような領域にまで開発様は手をいれようとされている姿勢を確認することができました。


 どうしてもエンドコンテンツばかりに集中しがちな長期的にサービスをしているメディアコンテンツの中で、そうではない展開をしようとしているFFXIというゲームがより大勢のお客様を見据えて長期的な展望をもってこれからもより良い世界になっていくことを目指していくことの先進性として、この動きを受け止めたいと思います。

 

 

 

「与一をつがえて」

 

 追記

・誤字修正。(2024年5月11日)