「☆神竜」が実装されたのが2021年7月12日。それから482日が経ちました。約1年と4ヶ月ぐらいです。

 

この期間、ログインできる日は必ず「☆神竜」に最低2回挑戦して参りました。

 

時間があるときは、4戦~10戦。丸一日お時間が取れる日は20戦したことさえありました。

 

フェイス「コーネリア」が実装されてからは、とてむずを一日4回を目安に挑戦し続けてきました。

 

戦闘終了後、毎回ログが流れます。

 

蛹が望み続けてきたクレパスクラプリスというログが流れたことは一度もありませんでした。

 

何度もあきらめかけました。

 

こんなにドロップしない電子データに時間をかけることに果たして意味があるのか?それだけの価値があるのか?

 

いつも自問自答して「☆神竜」に通っていました。

 

蛹の手元の日記で「☆神竜」にいった回数を調べてみました。

 

疲れていて記入していない回もありますから、実際はそれ以上の回数を重ねているはずなのですが

 

1346回以上、「☆神竜」に挑戦したことがわかりました。(※1「むすがしい」も入れると1500回を越える計算結果になりました)

 

 

 

そしてついに今日、2022年11月6日(日曜日)

 

クレパスクラプリスがドロップいたしました。

 

 

クレパスクラプリス

Rare Ex
頭装備不可 264 HP+97 MP+97
STR+60 DEX+55 VIT+30 AGI+25
INT+80 MND+64 CHR+61
命中+85 魔命+85 魔攻+85 回避+155 魔回避+231
魔防+16 ヘイスト+9% 敵対心-15
インパクト使用可能
Lv99~ 
          <ItemLevel:119> (出典:「FF11用語辞典」様より)

 

 

 

 

蛹は、このクレパスクラプリスの取得を達成して、今様々な思いが去来しています。

 

「あきらめずに挑戦し続けることの価値」

 

「情熱と根気とは閉ざされていた扉を開く源泉である」

 

「どんなことでも一つのことに必死になってのめりこむことでしか見えてこない景色が確かにある」

 

「どこかの時点であきらめていたら、今のこの瞬間を、この感動を手にすることはできていなかった」

 

 

箱BCに頼らず、愚直にただ己を信じて取り組み続けたクレパスクラプリスの取得。

 

今これを達成することができた実感が徐々にわいてきております。

 

 

FFXIというオンラインゲームを通して

 

蛹はまた

 

「人生とは自分の意志で行動や振舞い方を選択し、その結果を受け入れて生きていくことのつらさと素晴らしさ」

 

言い換えれば「人間の悲しみ」と「人間の喜び」

 

これをクレパスクラプリスの旅を通して、感じ、理解することができました。

 

このような体験をもたらしてくれるFFXIとは、「ただの余暇活動である」と言い切ってしまうとこぼれ落ちてしまうたくさんの人生の機微を、私達プレイヤーにもたらしてくれる「豊かな遊び」だと感じます。

 

FFXIとは、大勢のプレイヤーが出会い行き交う一つの「社会」であり、その「社会」の中で味わう体験とは「人生」そのものだったのではないかと、今回のクレパスクラプリスの旅を通して、蛹は気づくことができました。

 

蛹にクレパスクラプリスを取ってほしくて箱BCに連れて行ってくださったLSメンバー様達、フレンド様達

 

蛹にとってそうした方たちは、苦しい時に蛹から離れず支えてくださった方たちでもあります。

 

蛹の羽振りがいい時にだけ近づいて離れていった人達と混同することができないほど、蛹のヴァナディール生活において大切な方たちだったんだと今回気づくことができました。

 

 

プリスの習得によって、これまで滞っていた読みたかった本、練習したかったピアノ曲(FFXIの音楽も含まれます)。もっと上達したい絵の練習。家族との時間。心許せる人達との時間。こうしたことに取り組んで、より豊かな人生の時間を紡いでいきたいです。

 

読者の皆様

 

これまで蛹のプリスの旅をずっと追い続けて応援してくださりまして、誠にありがとうございました!!

 

今回私が達成したことは、私だけの力でなく、蛹の周囲の心ある素晴らしい仲間の応援、そしてこのブログを見に来てくださる大勢のFFXIのプレイヤー様たちの支えがあってこそ、たどり着けたのかもしれません。

 

重ねて感謝申し上げます。

 

これまで応援してくださりまして、ありがとうございました。

 

 

 

「月にありて何を想う。~神竜への挑戦~」

 

 

追記

蛹がここまで情熱を捧げ、根気を持ち続けれた原点とは、もしかしたら元全日本女子バレーボール代表の迫田さおり様が、バレーボールの試合で示したひたむきで真摯な姿勢の価値を知った時までさかのぼるのかもしれません。

 

病気で苦しみ喘いでいた時期に出会った迫田さおり様。

 

蛹は迫田様の生きざまに生きる力をいただき、一度崩れ去った人生を生きなおそうと決心しました。

 

「☆神竜」の挑戦は、その決意が今でも続いていることを証明する出来事だったのかもしれません。

 

・絵を挿入。(2022年11月7日)

・推敲。(2022年11月14日)

・※1を加筆。(2024年4月30日)