夫婦としてこの先楽しく生きるために、壊れていた関係をまず修復するということに旦那から提案されたのは「同じ趣味を持つこと」。



ジャンルがあまりにも違いすぎて歩み寄らないと成立しないからだ。



アニメにしろ映画にしろ漫画にしろゲームにしろ何にせよジャンルが違う。



昔は私が頑張って合わせて、ゲームもモンハンしたりFPSしたり…元々私はアドベンチャーって言うのかしら…とかサウンドノベルが好きだし、戦闘とかもやるけど今流行りのFPSはもう老眼でエイムがちょっとで出来ないし笑


ロープレもやったしゲーム好きだけどもう指も動かないしさぁwww



漫画もアニメも見るけどことごとく趣味が合わない。



映画も彼はアクションが好きで私はヒューマン系だから…。



合わせるのが大変だった。



なんで結婚したんだろうw

なんならよくできたよな。

恋は盲目だ。

恐ろしい。



私は車のマニュアルも好きだしバイクも30年前に50ccのミッションに乗ってたからまた乗りたいと夢を見てきたけど、彼は不得意な方。



私は方向音痴だし乗りたいだけなんだけど笑



ミッションの操作性が好きなだけ。



なんならサーキットとかで走りたいだけ。



道は怖い。

いろんな人がいて譲り合わないから。



人間怖い。



ここから趣味を合わせるためにはどうするか。


どちらかが歩み寄るしかない。



アニメについては旦那が推しているアニメを見てほしいとのこと。


そして私はその時すでに、普通自動二輪免許の教習所に通っていて彼も通いたいと言い始めたことで将来は二人でツーリングを目的として楽しむことを目標にしていくこととなった。



触れ合わなかった私達は毎朝いってらっしゃいハグと毎晩おやすみなさいハグからスタート。



中学生か。



って思うけどこれすらも一歩ずつリハビリなのです。



ここから先に進めようとも進まなくとももういいかなと思っている。



私はバイクの免許を手に入れて夢を叶えたから!



バイクも買うし金はかかるけど気にしてたら何もできない。



うつ病だけどうまく付き合って働けないわけじゃない。



目標ができたら人は強くなるんだ。



モチロン子供たちも大きくなっても私が死ぬまで子供は子供。



手が離れても目は離せない。


後は金だ笑



それには働くこと。


働くには楽しみがないと。



負のループではなくて楽しみのループを見つけるだけで人生は動く。




良いことばかりが人生じゃない。



話し合うことができるときもあればできないときもある。



時間はも皆に平等にある。



どう使うかは自分次第。



もったいなかったなって思う時間も、必要だったんだ。



たまには虚空を見て泣くことも大事。



私は今回闇に落ちて、どん底でまた大事なものを拾って浮上した。



白髪は一気に増えてびっくりしたけど笑


精神的に来るとそういう事も起きるよね。



今回は白髪と飛蚊症で右目がやられた。



これも代償だし、これで済んでよかった。



物は考えよう。



旦那と歩み寄ることで未来が見えそうな気がしたよ。



今まで話すのがめんどくさいしこのままが楽だと逃げてたけど、楽こそ苦だと思った。



苦を乗り越えた先にはもっとすごい事が待ってる。



腹くくって死ぬ気で挑めばやれないことはない。



玉砕したとてそれはそれ。



チャレンジしていくこと、行動してみること、決めつけずに話を聞くこと素直になること、謙虚に生きること、感謝すること。



私が子供達に教えていたことが自分へ因果応報されている。



さぁ



死も平等にやってくるからそれまでどう生きるかは誰のせいでもない私次第だってこと。



落ち込むこともあるけれど、楽しみたいなって思えた記録。




闇に落ちることは何かの学びの時で、乗り越えた時は自信になる。



私は私。



これからは旦那と楽しい記録を残したい。



まぁ半分は愚痴だろうけどwww



結婚とは

健やかなる時も 病める時も

喜びの時も 悲しみの時も

富める時も 貧しい時も

これを愛し 敬い 慰め合い 共に助け合い

その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?



まさにこれだ。



だめだと思えば離婚するのも間違いない。



私はバツ2。



今回はタイプが全然違ったけど縁があったんだろうな。



私の理想に一番かけ離れてるけどね。



理想は理想でしかないんだということ。



ともに楽しめる相手でありたい。



そして感謝。



改めて考えさせられた結婚とはだった。



何回でもやり直して立ち上がってやるぜ。



という記録。







旦那の返事は、「おとぼけが大学を卒業したら自分はもう必要ないと思っていた。夫婦としてやり直すではなく、まずは修復をしなければ先の楽しみは見えないのでは?」



しごくまともな返答だ。



私はこれにびっくりした。



彼はそんな真面目に考えるタイプだったか?

いつもめんどくさいめんどくさいで話もちゃんと聞いてくれず、頼んでもやってくれず結局自分でやるのが一番早くて何でもできる私になったのに。



言葉通じるじゃんか。

なんならちゃんとしてるじゃんよ。



なぜ今までやらなんだ。



なぜこんなにもすれ違って生きていたんだ。



6年も私たちは何をしていたんだ。



だがしかしたかし!

6年前は話なんか聞けない男だったのは間違いない。


6年の間に彼なりに成長したのだろうか。



私は6年前に彼の愛を諦めたのだ。



なぜなら彼はゲームを優先したりして私を蔑ろにしたからだ。



鶏が先か、卵が先か…。



6年という月日は私たちをリセットしたのだろうか。



そしてびっくりしたこと2つ目。



おとぼけが大学を卒業したら自分はもう必要ないと思っていた?



metoo。



全く持って同じことをそっくりそのまま返してやるよ。



旦那はおとぼけと血の繋がりはないが3歳から一緒にいるからなのか責任なのか…。



おとぼけとすごい仲が良いわけでもないし、距離はあるけどいい関係的な感じたけど親としてちゃんといつも金は出してくれていたな。(塾とか学費)



奇遇だけど私もおとぼけが大きくなったら自由になろうと思っていたよ。




私たち人間はコミュニケーションの高度な生き物なのに、時として早とちりや勝手な憶測で相手の気持を決めつけてしまうこともある。


そう思ってるんでしょ!

私のことなんて嫌いなんでしょ!



誰が言ったよ。



私はメンヘラだからそういうことは過去多々あった。




人は伝え合わないとなにも伝わらない。



6年前に諦めたやつ。



だけど…若さと正義は話し合いすらを壊したりもする。



時間が解決する。



長かったけど。



改めてどうしていくかをちゃんと話した。



私達は夫婦であるのにお互いに触れ合わずに過ごしてきた。



他人と同じくらいの距離。



私は夫婦なら触れ合いたいのだと伝えた。



6年前あなたが拒んだんだと言ったら彼はあなたが先だという。



鶏が先か、卵が先か。



お互いが被害者で加害者なのだ。



とりあえずこの先どうするか?



一個ずつ決めていこう。








旦那に話しても仕方ないと思い続けて早6年。



それでも最初は仲良しで(どこんちもそうだ)何をしても楽しくて片時も離れない二人だったのに。



恋愛と結婚が違うのはわかる。



結婚は楽しいだけじゃ続かない。



なんなら苦労を分かち合うのが結婚。



何が起きても。



そこで見たお互いの対応に幻滅して距離ができる。


こんな人だと思わなかった。



向こうも同じ意見だろう。



なのに私はやってるからと思うのは、お互い本人だけ。



ここでちゃんと話し合って認め合わないと。



諦めて同居人の出来上がり。



同居人でもいいんだけどね。



適度な距離で利害一致するから。



離婚はパワーがいる。



3回目となるともうめんどくささも勝つ。



子供も大きいと苗字の問題とかね。

めんどいんだ。



ケンカもしないし利害一致の関係は楽だ。



ケンカをするのは「わかってほしい」から。



感情捨てたらケンカなんかなくなる。



友達みたいなもんだ。




愛し合った人と、一度心が離れてしまうと変に気を使う。



我が旦那はシャイーなボーイで話し合いもあまりできなかったような気がする。(過去を思い出しながら思った)



いきなり話すのも…アレだし。



ラインでまずはジャブを打った。



ナチュラルなラインからこの先夫婦としてどうしていきたいですか?的な…。




彼の返答はわりとちゃんとしててすごくショッキングであった。








結婚はゴールではない、スタートだと良く聞く。


結婚式なんかでは3つの袋の話とかスピーチあるある。

なんならネタの時代。


でも理にかなってる。笑



結論は結婚は幸せではない。



私は結婚は二人の愛の世界のスタートだと思っていた。

これからはずっと一緒で私だけを愛してくれる夢の世界が待っていると。



だがしかしたかし!

3番目の旦那は10歳年下だけど一番現実主義で昭和の漢。

外面は良いけど家庭には厳しい。

俺が全てで謝罪もできない。

ジャイアンのような…w

自分の力の加減がわからないから、物を壊しやすいし…細いけど背が高いから車幅か分からず何かにぶつかったり躓いたりしてホントに手がかかる。

壊しても俺のせいじゃない。

謝らない。



10歳年下だと言うと大体が…「若くていいわねぇニヤニヤ」と言われるがホントにおじいちゃんみたいな人。

若々しさゼロ。笑


鬱になったときも彼は病院のドクターに私の病気のことを「気のせいです。」と言った兵だ。



お陰でうつ病しながら荒療治で寛解する所まで来たけど、心はなくなっていった。


愛し愛される結婚を求めた結果、何回してもそれはないという結論にたどり着いて もう諦めてとにかく明日が来るから毎日をしのいでいれば人生には終りが来るし、なにより犠牲者だった子供たちを育て上げたらもう心残りはないとまで思って生きてきた。



そして起きた3月の闇。



私は2度ともう立ち上がれないのではないかという所まで実は心が死んでいた。


表面はいつもの私。

まぁ多少なんか病んでる的な。

でも心は心停止したかのような。

脳の機能だけでやることをこなしている感じ。



本当の私は何年も前から少しずつ消えそうになっていたんだと思う。



何度伝えても人は変わらないと学んだから。

旦那に何を言っても届かないし、私は私のやることさえしてれば時間は過ぎて…怖い自死もしなくて済むしおとぼけの大学を卒業させるまではなんとかと…。



愛を与えられなかっただけで人生の歯車はこんなにもズレる。



いや、母のせいではない。


私が成長を拒んだんだ。



認めたくなかったから。


私は間違っていたということを。



そんな中、千帰宅。



彼女の出稼ぎの話を聞いて、千のクセによく乗り越えたと笑



嫌なことから逃げる天才だった彼女がすごい土地でやりこなしてきた。


「最初はもう無理だ…帰りたいって3日で思ったけど、やるしかないと思って。そんでさママ、住めば都だったwww」


彼女は私が教えたことを心に刻んで歩み続けて成長してくれている。



27になった今でも。



私を道標に前を向いている。



私もまたやれることはあるのではないだろうか。



闇に堕ちる時は、堕ちるだけじゃない。

私のステージアップの時なのだ。



そこに気づかせてくれた千。


いつも彼女に困らせられていたのになんて逞しく育ったんだ。


彼女は言う。

「あなたの背中を見ていたんだよ」

「周りはクレイジーな母親というけど、私にとってママは全力で育ててくれた最高なママだよ!たまにクレイジーだけど笑」


ではまだ背中を見せないとな。



結婚は私が選んだ相手とどうやって苦難や困難をどう乗り越えるか?

やっとわかったよ。

逃げるのは簡単だ。

見なければ、聞かなければ、言わなければ関係はうまくいく。


結婚は幸せではないが幸せになるにはどうするかが問題であった。




6年ぶりに旦那に向かい合った。













探しているときは見つからないケド、探すのをやめると見つかることがある。



千を私の線路に乗せるのをやめた。


おとぼけを私の線路に乗せるのをやめた。


夫の愛を諦めた。



これが今から6年前。



うつ病になり、働けなくなって2年してからリハビリがてら飲食店で働き始めて…。



うつ病の真っ盛りだった時は、何も見えないし見たくないし光なんか探す意味もないし愛なんてなかったと思っていた。



誰か助けてっていつも思ってた。



しかし全てにおいて誰か助けてくれることはない。


私は昔から独りで乗り切っていた。

イヤ…やり過ごしていたんだ。



モチロン助けてくれる人も居るけど結局最後は自分がどうするかなのだ。


いつも正解を探していた。

失敗したら怒られるからだ。

自分の選択に自信もないしいつも怒られていたから。



私は執着がひどいから何も手放したくなかったんだ。



母が私を見てくれなかった時のように…怖かったからだ。



捨てられたくない。



全てはここにあった。



千と児童相談所で何回も話し合い、また暴れては話し合い…彼女は私に何度も素直にアタックしてくれた。



私は母の眉間にシワを寄せた顔が怖くて何も言えなかった。



千は私に遠回しに「愛して」と言っていたのだ。



私ができなかったことを千は私にしてくれたのだ。



私は母と話し合うこともできないまま大人になった。


母は肺ガンで死んだからだ。


だから愛を探していたのだろう。



千は私なのだ。


彼女は私に愛を教えてくれたのだ。



千を小さい私と重ねやっと私を自分で愛すことを学んだんだ。



自分で気づいたのだ。



人は気づくためにヒントがたくさん落ちている。



いくつになっても成長できる。



いらないものを捨てたら必要なものが来る仕組みになっている。



執着してたら必要なものはこない。



娘と息子に届ける愛は間に合った。



私は今…時折子供達に、あなたを愛していますと伝えている。



千も時折伝えてくれる。

おとぼけは照れが入りわかってると言われる。


そして問題の夫。



私は6年前に彼の愛を諦めてから同居人として居たが、最近病んだ時に気がついた。


千が家を出ておとぼけも家を出たら私たち夫婦はどうやって楽しんで生きれるだろうかと。




会話もない趣味も合わない3回目の結婚。


17年も一緒にいるのに同居人ならいる意味はないのじゃないか。



私は家政婦として立派だけど妻ではないなと。


彼は若い。


まだ自分の子を持つこともできる。



彼の人生のためにもこの先一緒に生きるのか、新しい人生をお互い歩むのか決めたほうが良いと思った。



必要のないものは捨てたほうがいい。



4月…私は千が帰ってきて心が決まった。



旦那にこれからどうするか勇気を出して聞くことにした。