結婚はゴールではない、スタートだと良く聞く。
結婚式なんかでは3つの袋の話とかスピーチあるある。
なんならネタの時代。
でも理にかなってる。笑
結論は結婚は幸せではない。
私は結婚は二人の愛の世界のスタートだと思っていた。
これからはずっと一緒で私だけを愛してくれる夢の世界が待っていると。
だがしかしたかし!
3番目の旦那は10歳年下だけど一番現実主義で昭和の漢。
外面は良いけど家庭には厳しい。
俺が全てで謝罪もできない。
ジャイアンのような…w
自分の力の加減がわからないから、物を壊しやすいし…細いけど背が高いから車幅か分からず何かにぶつかったり躓いたりしてホントに手がかかる。
壊しても俺のせいじゃない。
謝らない。
10歳年下だと言うと大体が…「若くていいわねぇ」と言われるがホントにおじいちゃんみたいな人。
若々しさゼロ。笑
鬱になったときも彼は病院のドクターに私の病気のことを「気のせいです。」と言った兵だ。
お陰でうつ病しながら荒療治で寛解する所まで来たけど、心はなくなっていった。
愛し愛される結婚を求めた結果、何回してもそれはないという結論にたどり着いて もう諦めてとにかく明日が来るから毎日をしのいでいれば人生には終りが来るし、なにより犠牲者だった子供たちを育て上げたらもう心残りはないとまで思って生きてきた。
そして起きた3月の闇。
私は2度ともう立ち上がれないのではないかという所まで実は心が死んでいた。
表面はいつもの私。
まぁ多少なんか病んでる的な。
でも心は心停止したかのような。
脳の機能だけでやることをこなしている感じ。
本当の私は何年も前から少しずつ消えそうになっていたんだと思う。
何度伝えても人は変わらないと学んだから。
旦那に何を言っても届かないし、私は私のやることさえしてれば時間は過ぎて…怖い自死もしなくて済むしおとぼけの大学を卒業させるまではなんとかと…。
愛を与えられなかっただけで人生の歯車はこんなにもズレる。
いや、母のせいではない。
私が成長を拒んだんだ。
認めたくなかったから。
私は間違っていたということを。
そんな中、千帰宅。
彼女の出稼ぎの話を聞いて、千のクセによく乗り越えたと笑
嫌なことから逃げる天才だった彼女がすごい土地でやりこなしてきた。
「最初はもう無理だ…帰りたいって3日で思ったけど、やるしかないと思って。そんでさママ、住めば都だったwww」
彼女は私が教えたことを心に刻んで歩み続けて成長してくれている。
27になった今でも。
私を道標に前を向いている。
私もまたやれることはあるのではないだろうか。
闇に堕ちる時は、堕ちるだけじゃない。
私のステージアップの時なのだ。
そこに気づかせてくれた千。
いつも彼女に困らせられていたのになんて逞しく育ったんだ。
彼女は言う。
「あなたの背中を見ていたんだよ」
「周りはクレイジーな母親というけど、私にとってママは全力で育ててくれた最高なママだよ!たまにクレイジーだけど笑」
ではまだ背中を見せないとな。
結婚は私が選んだ相手とどうやって苦難や困難をどう乗り越えるか?
やっとわかったよ。
逃げるのは簡単だ。
見なければ、聞かなければ、言わなければ関係はうまくいく。
結婚は幸せではないが幸せになるにはどうするかが問題であった。
6年ぶりに旦那に向かい合った。