先日遂に日本最後の国鉄特急色を纏った381系が引退した。

 クリーム色と赤帯のそのスタイルの電車は自分は残念ながら首都圏では見る事が無かった。時間が経つにつれて撮りたさが出てきても時すでに遅し。もう見ることは叶わないと思ってたその塗装の電車を2022年に拝む事が出来るなんて誰が想像したのだろうか。


という事で今回は381系国鉄特急色を振り返っていきたいと思う。


国鉄特急色を初めて見かけたのは運行開始間もない2022年4月に岡山駅でマリンライナーに乗り換える際に見た時だ。その時は時間もなくロクな写真を撮ってなかったので12月に再び訪れた。その時最初に撮ったのは岡山駅でやくも25号を一枚。この時初めてちゃんと撮ったが、やはり雑誌などで見慣れた姿を見れることに感動してしまった。

次の日は美袋でこんな写真を撮ってたらしい。当時の自分にしては良い写真を残せたと思う。


続いて23年3月に訪問した時のモノから。この時はサンライズで岡山入りして井倉で編成写真を決める。雲が沸いていたが、モノが来る直前に抜けたので結果は⭕️。非常に嬉しかった。

折り返しは川面で桜と一緒に。やはりどんな景色にもこの塗装は合う。381系も次の年の春は桜と共に散るかと思ったら少しは残ってくれた。


続いて今年の1月。最後の撮影(大嘘)に行こうと思って学校帰りに出雲まで飛んで行った回である。非貫通顔が好みなので撮れてよかった。

そして翌日は非貫通顔をストレートで決める。もうチャンスは無いから天気は全く気にして無かったので、非常に満足のいくカットになった。

そして折り返しを王陵の丘から撮る。冬場でもここまで登るのは一苦労だった。


そして最後の撮影になる。


最後の撮影は3月の終わりにスーパーやくもとの並びで締めた。実はこの後に折り返しを撮ったのだが没だったのでこれが最終カットである。ここまで撮り集めたのだから最後が没になっても後悔はない。


〜最後に〜

遠く離れた東京に住んでる自分には381系の引退はそんなに大きな衝撃を与えるような出来事では無かったが、濃い思い出を沢山作り過ぎてしまった故に引退は非常に寂しい事である。思い出が詰まった電車は心の中で走らせながら、また他の車両との新たな思い出を作って行こうと思う。


さらば国鉄特急色 そして、お疲れ様でした