
都合の良い夢を見る、美しいだけ、そしてはそれは優しいだけの、
願いにも似た夢を見る、彼女は服を着ることがない、
背中に羽根が生える日がくるって、柔らかい肌色を、その背中を晒したままで、
15歳になったばかりの、半端な歳の天使はいつか、
汚れのない世界を描く、色眼鏡による色彩の、
興味本意の視線なんか無視したい、
生きるものの純粋さ、それがまだあるって信じてる、
子供だってあしらわれ、下賎な眼も平気、けれどもそう、
あなたたちと見える世界に違いはないの、あたしはキレイなものだけ探す、
それがあんたらとの違い、
薄汚い者たちは、彼女を街娼みたいに眺む、薄綺麗な者も同じ視点で、
裸の天使を極まる下劣な眼で見てる、彼女は彼らに侮蔑以下の態度でもって、
“世界はもうすぐ終わるのよ、それくらいは分かってるよね、
さあその眼を見開いて、このリアルをどうか、見聞きしてごらんなさい、
あなたの娘もやはりはそう、今頃、裸で腰を振るだけの、獣みたいになってるわ”
illustration and text by Billy.