変哲なく過ぎる雨もやめ、間違いだらけの日々はパズルか、
手探りながら何を手にする、憶えたばかりの術さえ霞み、
煙か霧か、鮮やかなる蝶の羽、虹をハイウェイふわりなぞった、
鮮烈なる黄金、半円、伊達に修羅を名乗りはしない、
とうに途切れた孤立無援の連なる華と、瞬に虚を舞う季節の鳥が、
千切れ千切れに俯く視線の瞼を過ぎる、途切れ途切れに色づく果実、
吹鳴のなか義賊の船は、欠伸交じりに凪ぎ海にいる、
直線上に駆けてゆくには、この世界はあまりに盲で、
修羅は今宵と真昼の間くらいを、たゆたうように刃物をかざし、
直刃ならざる道をせせら歩いて、睨みつけた明星と、蛇のよう巻く暗虐を、
南の空に咲く陽の明かり、我ら修羅は猛者と亡者をかきわけて、
悪に過ぎぬと笑われようも、獣の道を征くものとして、
修羅は修羅とし、無法の道を、
修羅は修羅とし、博打の道を、
