
月は紫、煙を吐いて、夜を加速度的に暗ませながら、自身の金色だけを光らせる、
星たちの微かさえもあざとく笑うベルベット、ぬめりさえある漆黒で、紛れこむ黒い鳥たち、
魔法使いはいまこそ世界を奪ってやろうと尖ったクツの爪先鳴らす、口笛まるで森の泣き声、
ピアノ模様の螺旋階段、集まる頂上、赤い目をした少年たちが集まった、祈り捧げるヒトをへらへら笑った、
夜の世界くらいは明け渡してくれないか、真昼だけじゃ物足りないか、
“だけどね、眠らないならそれでもいいよ、暗闇さえも消しさりたいなら、永遠の夜の闇の眠りの世界を用意しようか”
